更新情報とお知らせ

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7月11日:小心者~三島市・短大生暴行焼殺事件①-③
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7月1日:悲しみのある風景~自死・無理心中からみえるもの①-⑥~
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6月9日:「嘘」~狭山市・二女児殺害事件~
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5月30日:不可解な愛の流刑地~池田市・自衛官心中事件~
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5月19日:痛々しい、愛~広島・実母無理心中事件~
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5月10日:孤独な妄想男と叩かれまくった被害者~島根・父子殺傷事件~
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5月1日:「うじ虫」と呼ばれた妻が遂げられなかった本懐~伊丹市・夫殺害未遂事件~
小物が続いてますが、記事公開しました。

Twitter始めました。

4月20日:やつあたり~高野山写真店主殺害事件~
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4月17日:娘を守りたかった父親に遺族が叫んだ「そこまでするか」~久慈市・男性傷害致死事件~
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4月15日:家と家族を焼かなければ手に入らなかったもの~熊谷・一家3人放火殺人事件~
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4月12日:まばゆすぎた隣の芝生~浦和市・社宅乳児殺害事件~
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小心者~三島市・短大生暴行焼殺事件①~

平成7年4月8日午後10時半

静岡県三島市長泉町土狩の路上を、町内在住の公務員男性(当時22歳)は自転車で家路を走っていた。
そこへ、走ってきた車が男性の進路をふさぐように前方に回り込み停車、車から2人の若い男たちが下りてきた。
「金、持ってるだろ、出せよ」
唐突に絵にかいたようなカツアゲをされた男性は、当然断った。
直後、頭に激しい痛みが走る。男たちは木刀を持っていた。
殴られた。男性が必死に体をかばっている隙に、男たちは男性の財布を奪って走り去った。

423日。
三島市若松町の駐車場内で、車上荒らしが発生。
会社員の所有する乗用車の中から、書類入りのバッグが盗まれた。
この事件で警察は、周辺の防犯カメラ映像や聞き込みから、若松町在住の男(当時23歳)を割り出し、窃盗の容疑で逮捕した。
522日、男は48日に発生した路上強盗でも逮捕される。共犯の男(当時21歳)も逮捕となった。

男らは罪を認め、23歳の男は執行猶予中であったことから前科も併せての実刑となり、それから6年間服役した。
男の名前は、服部純也。彼は17年後の夏、死刑執行によりその人生を終えた。 続きを読む 小心者~三島市・短大生暴行焼殺事件①~

小心者~三島市・短大生暴行焼殺事件②~

逮捕

警察では犯行現場から、「土地勘のある人間の犯行」とみて聞き込みに力を入れていた。
そんな中、不審者、夜間徘徊者リストに名前があった服部の、当夜の目撃情報に目を付けた。
事件後には3月と6月の2度、大規模な検問なども実施されていたが、この時に服部の事件関与は全く浮かんでいなかった。
というのも、服部は事件の直後にひき逃げ事件を起こしており、2月末に出頭して逮捕されていたのだ。 続きを読む 小心者~三島市・短大生暴行焼殺事件②~

小心者~三島市・短大生暴行焼殺事件③~

ふてぶてしさの反面

公判で、服部の服装などを見た傍聴席からは、「反省の色が見えない」などという声も聞かれた。服部本人の態度も、どこか他人事、感情が垣間見えるような場面もなかった。
佐知子さんの家族が証言する際も、動揺するそぶりもなかった。
それは他人の悲しみや苦しみに鈍感だから、ということでもない。自身が受けた死刑判決確定の際にも、出た言葉は「まいったな」である。自分に対しても、どこかこう真剣みというか、必死さが見られない。無期は嫌と言いながら、そうならないためのなにかをしているように思えないのだ。 続きを読む 小心者~三島市・短大生暴行焼殺事件③~

悲しみのある風景~自死・無理心中からみえるもの①~

まえがき

自分が暮らしている街が、実は自ら命を絶つ人を量産しているとしたらどう思うだろうか。
自分にとってはなんてことのない、見慣れた風景、人、言葉、産業、ならわし、日々の営み。
しかしそれらがある一定の人、条件によっては、命を絶つ「後押し」をしている可能性があるとしたら。 続きを読む 悲しみのある風景~自死・無理心中からみえるもの①~