個人的に遭遇した犯罪者の方々

私は松山に住んでいる。みかんと温泉と海と、本当にのどかで住みやすい場所である。

犯罪と言っても、過去に福田和子という超有名人がいる程度で、世間を震撼させたような大きな事件は起こってない。
もちろん、地元なので個人的に、地元的に大事件みたいなのはあるにせよ、知られている事件は少ない。
最近では、伊予市であった少女監禁暴行殺害事件はちょっとヤバかったかな。
いわゆる少年少女の事件ではあったけれど、そこに加害者側の母親の存在があったのもなんていうか尼崎の美代子の事件と近い気もして。

で、今回ちょっと書きたいことがあったので、本記事更新の合間の茶飲み話的なことを書こうかと。
① 入れ墨女の正体
ある時仕事関係で知り合ったとある会社の社長が言ってた話。

知り合いから、仕事を探してる人がいるから、よかったら面接してくれないかと頼まれた。面接くらいなら、と引き受け、直接相手に連絡したという。
その人は女性で、電話の受け答えでは特に印象は悪くなかったようで、日時を決めて電話を切った。
ただひとつ、気になる点と言えば、紹介してくれた人が
「人間的にはいい人よー、入れ墨入っとるけどねw」
と言っていたこと。聞けば手首のあたりまで入っているらしかったが、まぁ、客の前に出る仕事じゃないし、いいか、と考えてた。
当日、約束の時間になっても連絡がない。来ない。おかしいなと思っていると、電話があって、「体調が悪くなって連絡も遅くなった、日にちを変更してくれないか」という。
それは大変だったね、ということで、別の日を指定したものの、なんとその日も来ない。なんだ??と思って今度は社長自ら電話したら、「子供の具合が悪くなったので、いけなくなった」と今更言ったらしい。
あきれた社長は、「そういうことは子供の具合が悪くなった時点ですぐ連絡するんだよ」と諭し、面接はしないと告げて電話を切った。
その数週間後、テレビで少女を監禁し、暴行したあげく殺害した主犯として出た名前が、その面接に来る予定だった女性だった。
そう、伊予市の市営住宅であった少女暴行殺害事件の母親その人だった。その夏一番ゾッとしたとは社長の弁。

②夫が遭遇した男~交際相手をフライパンで撲殺して埋めた男~

私の夫は過去に松山の暴力団のある組長の付き人をしていた。
かなり若い頃の話で、私はまだ夫と出会っていなかったのだが、その暴力団は当時全国的にも武闘派で知られたイケイケだった。
わが夫ながらその当時の夫は女で食っていくタイプの腐れ外道で、金融機関の審査も今ほど厳しくなかったころというのもあり、女に金を作らせることにかけては天下一品の酷い男だった。
で、ある時、金を用立ててくれた女のうちの一人の代理だという男が連絡してきたという。
馴染みの喫茶店で会う約束をし、夫は兄貴分らに話を通したうえで、相手が組の名前を持ち出したらこっちも出す、という段取りでいた。
やってきた男はなんかシルバーのアタッシュケースみたいなのを持っており、若い夫を見定めて楽観したようだったという。
話の内容としては、とある女性から借りた金を返せ、というものだったようだが、夫は「貰った覚えはあるが借りた覚えはない!」と北朝鮮ばりの俺は悪くない論を展開した。
相手の男はその答えを想定してなかったようで、「え?借りてないん??」と慌てていたようだが、引くに引けなくなったのか、焦ったのか、突然名刺を机に置いた。
そこには、夫の組とは別の組の名前が書いてあり、それを見た夫が「組が話するってこと?」と聞いたら、途端にしどろもどろになって「いやそういうことやないけど・・・」とその名刺をしまった。

話は終わったなということで、夫はスパゲティを注文してわしわし食べていたらすごすごとその男は帰っていた。以降、一切の要求はなかった。
その数年後、そいつは実は元交際相手の女性から金を借りていたのに返さなかったのを責められたことに逆上し、フライパンで殴ったうえ首を絞めて殺害、後輩らを使って山中に遺体を埋めたことで逮捕され、無期懲役で現在お勤め中。
一部では別の事件の報復でいわばチクられた、という話もあるが、事件発生から発覚までに結構時間が経ってることからもあながち嘘じゃないかも。
事件概要はこちら
松山市のスナック経営A子さん=当時(31)=が2005年12月から行方不明となる事件があり、愛媛県警松山東署捜査本部は28日、別の事件で逮捕した松山市三番町、指定暴力団山口組系組元幹部長井蔵紀容疑者(33)らの供述に基づき伊予市の山中を捜索、A子さんとみられる白骨遺体を発見し、同容疑者ら3人を死体遺棄容疑で逮捕した。
長井容疑者は「間違いありません。ほかの2人は私の指示で手伝った」と容疑を認めているという。
捜査本部は遺体の身元確認を進めるとともに、殺人容疑でも同容疑者らを追及する。ほかに逮捕されたのは、岩手県遠野市宮守町下宮守、元同組員泉博文(27)愛媛県松前町北黒田、作業員赤尾康輔(25)の両容疑者。
調べによると、長井容疑者らは2005年12月初旬、伊予市中山町中山の山中に穴を掘り、遺体をビニールにくるんで埋めた疑い。
A子さんと長井容疑者は交際しており、捜査本部は金銭トラブルがあったとみて調べている。

③私が遭遇した殺人未遂犯

身バレするの嫌なので詳しく書けないのがアレだけど、前の結婚中、前夫がヤクザに脅されるという事件が起きた。
パチンコ店で顔見知りの男(チンピラ)が負け続けているのを見た前夫が、店員とその男について何気ない軽口をたたいたことが発端。
負けていることに苛立っていたそのチンピラは、夫に対し、ヤクザの顔をつぶしたと言いがかりをつけてきた。
軽口をたたくわりに肝の小さかった前夫は、傍目にも異様なほど落ち込み、一人で何とかしようと考えていたらしい。で、たまたま幼馴染だったチンピラの先輩にあたるA(暴力団幹部)に相談したら、案の定、そっちからも金づるにされそうになっていた。要は、ことを収める代わりに、用心棒代を未来永劫支払えっていうw
明らかに何かおかしいと気付いた私が問い詰めると、事の次第を白状。私はあまりのバカバカしさに頭にきて、落とし前ってこうやってつけるんですかと指でも詰めたろかしらと憤慨したが、痛いの嫌なのでサクッと警察に通報。
すると、チンピラは別の脅迫事件を起こしていて逮捕され、そっちは収まったものの、Aの方はあからさまに脅迫してきてはいなかったためなかなか難しかった。
しかし、本当にその数日後、愛媛県内で殺人未遂事件があり、その犯人として出頭してきたのがAだった。
わー、勝手に逮捕されたとほくそ笑んだ私だったが、実はそのAの親戚にあたる人が、当時隣に目と鼻の先に住んでいて知り合いだった。しかも、Aの両親が頻繁にその人の家を訪問しており、私も顔見知りであった。ちなみに、両親と親戚の方はごく一般のとても良い方。
それを知らない○暴の刑事がやってきて、でっかい声で「あんたとこ脅しよったA!あいつあほやなぁ!がははは!」と玄関先で言いやがった。近所に聞こえるやん!!!バカバカ!
慌ててゼスチャーでシィィィィーーーーっ!!!もうこのバカバカ!とやったら、刑事きょとん。事の次第を説明したらめちゃめちゃびっくりして謝っていたけど、どうやら本当の犯人かどうかは不明らしかった。
実際、Aの両親には多額の金銭が支払われたという話もあって、今でもよくパチンコ屋さんでお見掛けする。
ちなみに、Aが所属していた暴力団の当時の組長が、今の夫が若かりし頃付き人をしていた人だった。

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