裁判所をも激怒させた父親の所業といいわけ~大阪・実娘強姦事件~

平成10年5月

その日父親は、9歳の次女と7歳の長男に「遊びに行ってこい」と命じた。朝から妻はパートへと出ていて、これで家には11歳の長女とふたりだけになった。
幼い子どもたちは普段、児童養護施設で暮らしており、週末だけはこうして自宅へと戻るという生活をしていた。
父親は、玄関の鍵を閉め、長女のいる部屋へと向かう。
「この前は入ったで。もう一回、させぇ」
父親の唐突なこの言葉の意味が解らず怪訝な表情の長女に対し、父親はおもむろにズボンと下着を一気に脱いだ。 続きを読む 裁判所をも激怒させた父親の所業といいわけ~大阪・実娘強姦事件~

なぜ彼女は家を出たか~伊勢崎市・主婦監禁暴行餓死事件~

平成13年11月12日

救急救命士二人とともにその家にやってきた消防署員は、家族の案内で家の中へ通された。
小さな木造平屋のその借家の六畳間に、布団に寝かされた「急病人」がいた。
通報では、「妻が死亡しているようだ」と聞かされていたため、亡くなっている可能性を頭に入れて対処にあたろうとその布団に横たわる人を見た瞬間、消防隊員らは息をのんだ。
女性と思しきその人は、ひどく痩せこけ、というより体中の水分という水分が抜け出てしまったのかと見紛う程干からび、通報してきた男の妻とは思えないほどだったからだ。
女性はすでに死亡していたが、火葬の許可が下りなかった。
この女性は、通報者の妻ではなかったからだ。さらに、女性には正式な夫のほか、家族もおり、平成10年に捜索願が出されていたのだ。
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なぜ彼女は家を出たか~伊勢崎市・主婦監禁暴行餓死事件②~

惹きつけられる女たち

幸夫は逮捕当時こそ報道で顔写真が出ていたが、残念ながら私自身彼の顔を知らない。
当時を知る人によれば、幸夫は見た感じ普通、逮捕当時は小太りな男といった印象、との話がある。
そんな幸夫は、なぜか交際する女性が常にいたという。どこからともなく連れてくる女性は引きも切らず、二十歳で最初の結婚をし、4年後に離婚した後もまた再婚し、それぞれに子供をもうけていた。
結婚した二人の妻を含め、鳥之郷団地の金井家に同居していた女性は少なくとも8人以上はいた。それは近隣の人らが把握できている数であり、それ以外にもまだ関わりのあった女性はいたとみられる。
過去に、秋田の進藤美香の事件について書いた際にも、世の中には外見的、環境的にモテる要素が一切見当たらないにもかかわらず、異性を惹きつけてやまない人間がいるということに触れた。
この金井幸夫という男にも、どうやらそういった部分があったように思う。ただ、「ある条件を備えた女性」限定で。 続きを読む なぜ彼女は家を出たか~伊勢崎市・主婦監禁暴行餓死事件②~

無関係の女性を焼き殺した男の安らかな死にざま~愛知・2女性ドラム缶焼殺事件~

2000年4月4日

愛知県瀬戸市北白坂と旧藤岡町の境にある山林内の空き地に、4人の男の姿と二人の女性の姿があった。
4人のうちの2人が、車からドラム缶をおろし、空き地内に並べて置いた。
時刻は午前2時40分。
両手足をガムテープで拘束された女性らは、もはや抵抗する気力もないほど怯え震えていた。
ドラム缶をおろした男らに対し、残りの二人の男が指示を出す。指示された男らはこわばった表情のまま、それでも指示通り二人の女性を用意したドラム缶の中に抱え上げて入れた。そして、ガソリン混合油を頭からかけた。
女性らはこれから自らの身に起ることに気づき、男らに懇願した。
「助けて!ちょっと私の話を聞いて!」「お願いします!!」
しかし、その懇願も男らに届かないと悟ったのか、女性は静かになり、そして念仏を唱え始めた。

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・

暗い森の中で、女性が自分のために唱えるお経が響いていた。

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無関係の女性を焼き殺した男の安らかな死にざま~愛知・2女性ドラム缶焼殺事件②~

「精子が出たらどうしよう(笑)」

空き地にドラム缶を二つ並べて、車から洋子さんらをおろした野村らは、牧田兄に対して「風呂に入ってもらえ」と言い、洋子さんと勝子さんをドラム缶内に入れさせた。
洋子さんよりも勝子さんが暴れていたため、野村は勝子さんが入ったドラム缶の蓋に角材をかませて開かないようにした。
洋子さんは観念したのか、冒頭の通りひたすらに念仏を唱えていたという。
しかし、そんな洋子さんの様子を見ても、野村は動じる気持ちは一切なかったと後に告白している。
”奇妙なことに、その言葉に私が感じたのは「うるせぇな、このオバハン」ということだけだった。深谷の女房はどんなに弁明してもムダと悟ったのか、急におとなしくなってしまった。そして、声を震わせ念仏を唱えだしたのである。だが、それを聞いても私には何の感情もわいてこなかった(引用元 フライデー2009年2月27日号)”

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