満期出所しても許せない、被害者遺族の慟哭~恵庭OL殺害事件④~

本当は気が強かった「小鳥」

小鳥と形容された大越元受刑者だが、私にはどうもそれがピンと来ない。
というのも、大越元受刑者が逮捕された報道を当時ワイドショーで見たのだが、その時の大越元受刑者の顔つきは、周囲を睨みつけ、顔も隠さず堂々と警察署へ入っていく姿であり、「怖っ!」と思った記憶があるからだ。
たしか紺色か黒のTシャツを着ていたように記憶している。スタジオではフジテレビの笠井アナがいたので、フジテレビ系のワイドショーであったはずだ。
この私の記憶は当時のそのVTRがないため立証できないが、これ以外にも大越元受刑者が到底小鳥とは思えないようなエピソードがいくつかある。
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綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件

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この事件は、昭和から平成へ変わる数か月の間に起こった事件で、当時中学1年生だった私は報道などで概要を知り、あまりのことに強烈に印象に残っている。
また、当時はヤンキー雑誌として有名だった「ポップティーン」に、被害者の顔写真入り記事が掲載されており、愛読していた私はその被害者の女子高生のアイドル並みの可愛らしさにも驚いた。

綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件

事件の概要は、あまりに有名であるので改めて文字にする必要はないだろう。本来は、40日間に及ぶ暴行、レイプでの殺害であるから、この呼び名はおかしいんだけれども、コンクリート殺人と言えばこの事件といえるほどのインパクトがあるため、こちらでもそのように記載しています。
概要はWikipediaに判決文のリンクがあるのでそちらを参考にされたい。

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このサイトについての捉え方

このサイトは、個人的に詳細が知りたい事件について、根掘り葉掘り調べて書き留めているサイトです。
基本的に解決済み、判決まで出ているものがほとんどで、未解決事件の犯人探し、推理などは興味がありません。また、最近起こった事件や、めちゃくちゃ有名でたくさんネット上にまとめがあるような事件は他サイトに任せたいのであまり書く気になりません(綾瀬コンクリ事件は別)。

すでに確定判決が出た事件の、事実として表に出ている事柄から、加害者や被害者、周囲の関係者の言動などをもとに私が感じたことを思うがままに書いているだけのサイトです。
よって、「この事件について書いてほしい」「この事件の詳細が知りたい」といったお問い合わせには応じられません。
興味がない事件を調べるのは非常に大変で、それを記事にするのは苦痛を伴うレベルです。

私が選ぶ事件の基準は明確なものはなくて、大きな事件よりも小さなものの方が多いかもしれません。
宇都宮たてこもり心中なんて、アウトロー板の情報以外にほとんどなかったしw

新潮45が出した事件のルポ本も参考にしてますが、富士見町義妹殺害事件については中村うさぎ氏がいろいろと書いていて「んなわけねーだろっ!」と思ったので自分で書きました。

あと、大島てるのストビューが趣味なので、たまたま見つけた小さな事件を1から調べなおすこともあります。実際に事件が起こった家や街の風景を見ていて惹かれるものがあるというか。

今後記事にする予定の事件として、有名どころでいうと尼崎の男児虐待死体遺棄事件とか、厚木の幼児餓死事件、情報がほとんどないので厳しいけど伊勢崎市主婦殺害とか、あとは月ヶ瀬の女子中学生殺害死体遺棄事件、沖縄の女子中学生拉致殺害事件などを予定しています。

でも、個人的には、「そんな事件あったっけ?」というような、そういう事件を忘れないためにここに書き留めていきたいと思うのです。
不倫の果ての殺人、貧困の末に行きついた無理心中、その人たちが必死で生きてきた日々を追いかけていきたい。どこで歯車が狂ったのか、道をそれてしまったのか、考えてみたいのです。
だから場合によっては、被害者を叱ることもあるし、加害者に涙することもある。
新聞の隅に小さく載っただけの事件でも、忘れられない物語があったりするもんです。

さいわい、今のところ加害者にも被害者にもならずに生きてこられましたが、たとえば「木更津年下夫殺害死体遺棄事件」の光子は、私と身もだえするほど似ている。
どこで誰がこのサイトに出てくる人物になっていてもおかしくない、そんな普通の人間が起こす事件をこれからもまとめていきたいと思います。

 

 

 

被害を強調する妻と、佇むだけの夫の戯言~富士見町義妹殺害事件その①~

夫は法廷で、被告人席に座る妻に対し溢れんばかりの愛情を示した。
これからもずっと支えていくし、もっと早く自分が何とかしていればよかった、まさかこんなことになるとは思わず、妻の心に気づいてやれなかった、妻のためにも娘をしっかりと育てていきたい……
殺害された妹よりも、殺害した妻を自分は選ぶ。夫はそう言い切った。
被告人席でうなだれる妻は、多くの報道から察すればこの夫の言葉に救われているというような論調であった。そして、誰もがこの夫の言動を称え、この夫婦に同情すら覚えていた。それが7000名を超える嘆願書にも表れている。

しかし、妹を妻に殺害されたこの夫は、突如悲劇に巻き込まれた善良な「夫」であっただろうか。
そして義妹を殺害した妻は、本当にか弱く虐げられた人であっただろうか。

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被害を強調する妻と、佇むだけの夫の戯言~富士見町義妹殺害事件その②~

7月16日の修羅場

2007年7月16日。再三にわたって絵里子さんから実家を出ろと言われていた咲は、職場で絵里子さんに「どうしてそんなことをいうの」と涙ながらに問い詰めた。
そこで絵里子さんから出た言葉は、「お前はなんで結婚式教えてくれねぇんだ?」というものであった。

実は咲夫婦は結婚式を挙げておらず、後に子連れの結婚式を計画していた。詳細は不明だが、その結婚式の話をどうやら咲夫婦は絵里子さんにしていなかったようだ。
義母を通じてか、絵里子さんがそれを知り、自分がのけ者にされたと感じたのかもしれない。
結婚式の話を皮切りに、絵里子さんはこうも続けた。

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