DV女と逃げなかった男の愛の水中花~岩国・交際男性殺害事件~

平成26年6月10日

広島市南区の路上で、中年の男性が家から飛び出してきた。
そのすぐ後を、同じく中年の女性が追いかけ、その男性を捕まえると家の中へと戻っていったのを通行人がその一部始終を見ていたが、どこか乱暴というか、男性と女性の関係に異様な雰囲気を感じさせていた。

「家に帰りたい・・・」

男性は力なく呟いた。

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郵便局員が繰り広げた禍々しき愛の劇場~八尾市・妊婦襲撃事件~

平成9年4月14日午後7時40分


大阪府八尾市南木の本4丁目。
仕事を終えてバスで帰宅した女性は、自宅近くのバス停から徒歩で自宅マンションへと向かっていた。
距離にしておよそ300メートル。いつもと変わらない、帰り道だった。

自宅マンション手前で、不意に背後から誰かにぶつかられた。
何か圧迫されるような、妙な感触を覚えた次の瞬間、それは激しい痛みとなって女性を襲った。
わけがわからないまま、女性は必死でマンションの階段を上る。もう少し、もう少し・・・
とめどなく流れる血をおさえることもできないまま、必死に自宅マンションのドアを叩いた。いつも女性より先に夫が帰宅しており、その日も夫は家にいた。

「誰かに刺された」

夫がドアを開けると、血まみれの妻がそういって両膝をつき、そのままおなかを庇うように仰向けに倒れた。
すぐに病院へ運ばれたが、おなかの赤ちゃんはすでに死亡していた。

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殺害依頼した女の「それでもいいと思えた366日」~東京・闇サイト殺害依頼事件~

平成17年7月2日

多摩中央署にひとりの女が相談に訪れた。
相談内容は、ネット上のサイトを通じてとある依頼をし、その料金も支払ったにもかかわらず、その依頼が遂行された様子がないといったものだった。
女が支払った金額は、なんと1500万円。いったい何の依頼をしたのかと署員が問いただしたところ、女は
「殺人を依頼した・・・不倫相手の妻を殺してくれないんです。」
と答えた。

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殺害と死体遺棄を手伝った女友達の絆~千葉・前夫殺害死体遺棄事件~

平成9年8月1日午前5時

千葉市中央区東千葉一丁目。
「もう後戻りできないよ、本当にいいの」
マンションの前で言葉を交わし、意思を確認しあった二人の女がいた。
夏のこの時期、5時を過ぎれば辺りは明るくなる。もう時間はなかった。

部屋に入ると、男性がまだ寝入っていた。ふたりは、男性に近寄りそのまま首にネクタイをかけると目いっぱい引っ張った。

早く終われ…

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あなたと、地獄の果てまでも~大和市・連続主婦強盗殺害事件④~

共同作業

一人目のターゲットは弘子さんに決めた。
いつ実行するかという話になった際、庄子が8月28日、あるいは29日はどうかと言うと、章代は「あの家は夫の給料日が25日だから、早い方がいい」と提案。
実行日は28日と決まった。
その際、二人でやらなければ意味がないから、殺害時はふたりで首を絞めると決めた。そして、重要な事項である「天国を見せる」ことについても、章代が先に弘子さんに対してわいせつ行為に及ぶことも決めた。
そのほか、怪しまれないように室内に入るため、まず章代が訪問することや、財布の置き場所なども確認した。 続きを読む あなたと、地獄の果てまでも~大和市・連続主婦強盗殺害事件④~