更新情報とお知らせ

1月22日:隣人訴訟ともう一つの結末~三重・幼児水死事故①-③~
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1月17日:孫に手をかけた姑と許せという実母~茨城・孫二人殺人未遂事件~
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1月12日:女が遺したルージュの伝言~愛知・安城市女性殺害事件~
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1月9日:凶行を見届けると決めた友人~名古屋・人違い殺人事件~
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12月31日:嗤う男の化けの皮~藤沢市・OL放火殺人①-⑥
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12月11日:淋しくて淋しくて~仙台・同僚女性殺害事件①-④~
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12月11日:更新情報内記事タイトルの修正(広尾町幼児殺害事件)しました。ご指摘くださった方々、ありがとうございます。
あと、怒りをぶちまけて申し訳ありませんでした。今後そういうのはTwitterに書きます、すみません。コメントくださった東さま、ありがとうございました。

12月5日:一家失踪と蔓延るうわさ~広島・世羅町一家失踪事件~
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11月26日:Evil and Flowers~新居浜・両親殺害事件⑬~
記事公開しました、完結です。

10月7日:善き人の、誰も知らないためらい傷~桑名市・家族2人放火殺人事件~
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10月2日:青空~苫小牧・2児ネグレクト死体遺棄事件~
記事公開しました(後日加筆修正の可能性あり)

9月27日:DV女と逃げなかった男の愛の水中花~岩国・交際男性殺害事件~
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9月24日:郵便局員が繰り広げた禍々しき愛の劇場~八尾市・妊婦襲撃事件~
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9月23日:殺害依頼した女の「それでもいいと思えた366日」~東京・闇サイト殺害依頼事件~
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隣人訴訟ともう一つの結末~三重・幼児水死事件①~

昭和52年5月8日

「じゃあ、よろしく頼むわね」

三重県鈴鹿市のとある新興住宅地で、そこに暮らす家族がそういって隣人に声をかけた。
「子どもたちが二人で遊んでいるから、大丈夫でしょう」
その隣人も、それに応じた。

なにげない、いつもの風景。
新興住宅地内の生活道路で、子供たちは自転車を乗り回して遊んでいた。夫婦で家中の掃除に精を出しながら、時折子供らの声がする方を確認しながら、時間は過ぎていった。

20分ほどしたころ、隣人の子どもが一人で戻り、こう告げた。
「お母さん、あの子が池から戻ってこないよ」

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隣人訴訟ともう一つの結末~三重・幼児水死事故②~

バッシング

判決が出たのち、新聞各社は大きく報道した。
しかし、ほとんどの見出しは、賠償命令を受けた工藤さん夫婦に同情的なものだった。

例えば、地元の中日新聞では「『近所の善意』に厳しい判決」とし、全国紙も「隣人の好意につらい裁き」「近所付き合いに『冷や水』」といったものに加え、工藤さん夫婦に賠償命令が下ったことを重点的に報道した。
それ以外にも、「善意とはなにか」や、「子どもはもう預かれない」といった、どこかこう記者の感情が大きく影響しているような記事が躍った。 続きを読む 隣人訴訟ともう一つの結末~三重・幼児水死事故②~

隣人訴訟ともう一つの結末~三重・幼児水死事故③~

もう一つの善意

三重の隣人訴訟は、近所付き合いや子供を預かることの是非などに加え、報道の在り方や裁判を受ける権利についても今日まで長く議論されてきた。

そんな事故から12年が過ぎた平成元年7月。
広島県佐伯郡(現・廿日市市)で悲劇的な事故が起こった。
この事故も、三重の事故同様、よその子どもを預かった主婦が事故でその預かった子供を死なせてしまうというものだった。 続きを読む 隣人訴訟ともう一つの結末~三重・幼児水死事故③~

孫に手をかけた姑と許せという実母~茨城・孫二人殺人未遂事件~

平成16年7月10日


茨城県関城町(現・筑西市)。
この日、いつものように午前中農作業を終えて午前11時半ごろに帰宅したこの家の祖父は、家の中から孫の泣き声が聞こえるのに気付いた。
「やれやれ、ケンカでもしたかな」
そう思った次の瞬間、自宅前の車庫で孫の礼司くん(仮名/当時7歳)が倒れているのが目に飛び込んできた。
急いで抱き起そうとすると、孫の顔は殴られたかのように腫れ上がり、首には絞められた痕、そして、上半身には切り付けたような浅い傷がいくつかあった。
さらに、二階で泣いていた孫の和史くん(仮名/当時4歳)も、顔がうっ血しているような状態だった。 続きを読む 孫に手をかけた姑と許せという実母~茨城・孫二人殺人未遂事件~