更新情報とお知らせ

2月11日:無関係の女性を焼き殺した男の死にざま~愛知・2女性ドラム缶焼殺事件~
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2月6日:いい親になりたかった母親の無理筋~尼崎・児童虐待死事件~
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2月2日:恋人の頭を踏みつけた男の心の闇~岐阜・同級生男女殺傷事件~
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1月27日:およそそうとは見えない女郎蜘蛛~秋田・大曲男児殺害事件~
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追記:1月28日 加筆修正しました。

1月25日:彼は本当にやっていないか~愛知・男児連れ去り殺害事件~
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1月16日:「疑わしきは、罰せず」を貫いた法廷~広島・家族3人放火殺人事件~
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1月2日:そそのかした少女の母の、正気の沙汰~熊谷・男女4人殺傷事件~
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12月19日:親から手渡された地獄への片道切符~小山市・兄弟投げ落とし殺害事件~
加筆修正しました。

12月18日:親から手渡された地獄への片道切符~小山市・兄弟投げ落とし殺害事件~
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11月28日:思いつきで押した死刑判決へのピタゴラスイッチ~帯広市広尾町・幼児3人殺傷事件~
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11月27日:妻だけを生かした一家皆殺し男の「本音」~中津川・一家6人殺傷事件~
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11月22日:忌まわしき過去の清算と代償~山形・一家3人殺傷事件~
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無関係の女性を焼き殺した男の安らかな死にざま~愛知・2女性ドラム缶焼殺事件~

2000年4月4日

愛知県瀬戸市北白坂と旧藤岡町の境にある山林内の空き地に、4人の男の姿と二人の女性の姿があった。
4人のうちの2人が、車からドラム缶をおろし、空き地内に並べて置いた。
時刻は午前2時40分。
両手足をガムテープで拘束された女性らは、もはや抵抗する気力もないほど怯え震えていた。
ドラム缶をおろした男らに対し、残りの二人の男が指示を出す。指示された男らはこわばった表情のまま、それでも指示通り二人の女性を用意したドラム缶の中に抱え上げて入れた。そして、ガソリン混合油を頭からかけた。
女性らはこれから自らの身に起ることに気づき、男らに懇願した。
「助けて!ちょっと私の話を聞いて!」「お願いします!!」
しかし、その懇願も男らに届かないと悟ったのか、女性は静かになり、そして念仏を唱え始めた。

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・

暗い森の中で、女性が自分のために唱えるお経が響いていた。

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無関係の女性を焼き殺した男の安らかな死にざま~愛知・2女性ドラム缶焼殺事件②~

「精子が出たらどうしよう(笑)」

空き地にドラム缶を二つ並べて、車から洋子さんらをおろした野村らは、牧田兄に対して「風呂に入ってもらえ」と言い、洋子さんと勝子さんをドラム缶内に入れさせた。
洋子さんよりも勝子さんが暴れていたため、野村は勝子さんが入ったドラム缶の蓋に角材をかませて開かないようにした。
洋子さんは観念したのか、冒頭の通りひたすらに念仏を唱えていたという。
しかし、そんな洋子さんの様子を見ても、野村は動じる気持ちは一切なかったと後に告白している。
”奇妙なことに、その言葉に私が感じたのは「うるせぇな、このオバハン」ということだけだった。深谷の女房はどんなに弁明してもムダと悟ったのか、急におとなしくなってしまった。そして、声を震わせ念仏を唱えだしたのである。だが、それを聞いても私には何の感情もわいてこなかった(引用元 フライデー2009年2月27日号)”

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無関係の女性を焼き殺した男の安らかな死にざま~愛知・2女性ドラム缶焼殺事件③~

4人の人生

4人の従犯は、なぜ最後まで川村と野村にいいようにされたのか。
裁判でなくても、誰でも思うだろう、なんで逃げないの、と。
裁判でもそれは検察が主張してもいる、野村は最後に4人に対して「本当に嫌なら来なくていいんだぞ」と、後戻りの橋渡しをしたと。
それでも、4人はその機会があったにもかかわらず誰一人逃げず、深谷さんを襲い、拉致に失敗するや無関係の妻とその妹を拉致し、本当に殺害してしまった。

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いい親になりたかった母親の無理筋~尼崎・児童虐待死事件~

平成13年8月14日


「剛士ぃっ!!!!」
人通りの多いJR神戸線立花駅前のコンビニエンスストア前の路上では、多数の捜査員と揉みあう若い男女の姿があった。
暴れまわる金髪の女に対し、向き合う形で捜査員に引き離された痩せこけた男は、錯乱状態で泣き叫ぶその女を茫然としたまなざしで見つめていた。
この様子はその日の夕方のニュースで全国に放送され、見たものは二人の異常な様子に唖然とした。

この日から1週間前、男と女は小学1年生の女の実子を凄惨な暴力の挙句に殺害し、こともあろうか事件の発覚を恐れて近くを流れる運河に遺棄したのだ。
その遺体は、黒いごみ袋に詰められていた。
男児は勢田恭一くん(当時6歳)。度重なる虐待から児童養護施設で生活していたが、事件の直前、8月1日から10日間の予定で一時帰宅となっていた。
恭一君は、「嫌やなぁ、(家に)帰りたくない」と泣いていた。そして、その7日後に、殺害されてしまった。

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