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虐待にもいろいろあって、その親の9割がこういう。
『死なせるつもりはなかった』『死ぬとは思わなかった』
そしてこの言葉があるだけで、と言うと乱暴だが、殺人罪での立件は難しくなり、結果として傷害致死での裁判となることが多い。
しかし一方で、究極の虐待といわれる、この死なせるつもりはなかったという言葉が出ないケースがある。
無理心中である。
ただこの無理心中も、考えればただの勝手な殺人であってそこに酌むべき事情と言うのは本来ないはずである。
経済的事情も人間関係も仕事上のトラブルも、すべてはその当人の問題であって家族、ましてや子供には関係がないはずだ。
にもかかわらず、その家庭内殺人が無理心中の体を取っているケースにおいては、現在の所5人殺しても死刑判決は出ていない(係争中有、戦前とかすっごい前にはあったかも)。
宮崎の元自衛官一家三人殺害は死刑確定であるが、あれはそもそも無理心中ではないのでちょっと違う。本人隠蔽してたし自殺未遂すらしてないし。
さらに無理心中となれば既遂で全員死亡のケースもあれば、親が子を殺すという時点で精神鑑定待ったなしであって、その結果心神喪失無罪になるケースもあるため、裁判の資料自体が少ない。
今回はその中で裁判が開かれ、ある程度の背景などが分かるもの、そして、多くはないがこれまでにあった実両親以外の家族(祖父母)による無理心中事件をまとめる。
いいひと。PART2 ~大牟田市・4歳男児殺害事件~
いいわけ〜祖父母による孫殺害無理心中事件〜
🔓こっちにおいで~奈良・9歳女児殺害事件~