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令和8年8月14日:背負いきれないもの~いくつかの介護殺人②~
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令和8年8月9日:罪なことは承知のうえ~いくつかの介護殺人①~
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令和8年7月4日:🔓なに見てヨシって言ったんですか?part3~重過失・失火編~
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令和8年6月27日:なに見てヨシって言ったんですか?~あなたの隣の重過失part2~
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令和8年5月10日:🔓逆恨み~京都・綾部市児童12人死傷事件~
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令和8年4月14日:片隅の記録~三面記事を追ってpart14~
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令和8年3月26日:🔓忘れないで〜生きた証14 鬼の棲む家part4〜
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令和8年3月21日:忘れないで~生きた証⑬~
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令和8年2月19日:行く末~ふたつの女たちの事件~
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令和8年1月31日:🔓彼女たち~死刑と無期のはざまで/ 姫路2女性殺害事件~
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一月四日の客~死刑と無期のはざまでpart4~
新潟・一家殺傷事件
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令和7年12月30日:2025年年末特大号

🔓落城~知多市・一家6人無理心中事件~
親父〜尾鷲市・少年による父親殺害事件〜
🔓非道退散~愛媛・女児誘拐殺人事~
片隅の記録〜三面記事を追ってpart13〜

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背負いきれないもの~いくつかの介護殺人②~

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🔓罪なことは承知のうえ~いくつかの介護殺人①~

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令和8年時点で私の両親は健在である。父は80歳、母も79歳になったが山奥の自宅でそれぞれが農業や和菓子作りなど好きなことをして今でも収入を得ている。

ガンや脳梗塞などの病気もあったものの、幸い大事には至らず、父が脳梗塞の後遺症で若干の言語障害がありはするが日常生活には支障がない。

しかし私の年齢(現在51歳)になると周囲で話題になるのは家族の介護問題である。
職場の同僚でも親の介護の話題は当たり前。すでに看取った人もいるし、施設の入居について情報交換することも増え、いよいよ親の介護が現実味を帯びてきている。

超高齢化少子化社会を突き進む日本において、死にたくてもそう簡単に死なせてもらえない現状は、家族が介護を担っているケースの場合では時に悲劇を生むこともある。

自己中心的、利己的な事情とは程遠い、時に愛するが故にそうせざるを得なかった人たちの記録。

【目次】

静岡の義母殺害
 ある老婆の死
 突然の同居
 存在そのものが嫌
新潟・三重苦家族の介護殺人
 血まみれの老婆
 三重苦の家
 看んばならん
中野区の母と娘
 ある女性の死
 突然の寝たきり
 看護日記
 罪なことは承知のうえ

🔓なに見てヨシって言ったんですかpart3~あなたの隣の重過失・失火編~

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重過失失火

令和8年6月、東京都北区の小学校の音楽室から出火、けが人が多数出たものの子供たちや教師の命に別状はなかった。
当初、子供たちを守った教師、学校に称賛の声も聞かれたが、出火原因が判明すると困惑と同情が入り乱れた声がSNSを中心に起こった。
火が出たのは校舎の老朽化などでの漏電ではなく、ある教師が音楽室の隣の準備室で洗濯物をストーブとサーキュレーターを使用して乾燥させていたことによると判明したからだ。しかも洗濯物もストーブも教師の私物だったという(ただこれについては現時点で詳細不明で、洗濯物を乾かす時間すらとれない現状が教師にあるとすれば同情する、という声もあった)。
ストーブに洗濯物の危険性は五郎さんの丸太小屋全焼事件でどれほど危険かを学んだ人もいると思うが、乾きが早いためについ、やってしまいがちなことでもある。
つい。きっと大丈夫。
それが思わぬ大惨事を引き起こすことがある。
教師には今後調査が行われ、失火、あるいは重過失失火に問われる可能性があるという。

あなたは絶対にミスをしないか。うっかりしないか。あなたのその何気ない行動は、人を殺さないか。

【目次】
タクシー運転手の過ち
団地の火災
新聞販売店の火災
 家族7人死亡
 一挙一頭足で足りること
越谷の天ぷら火災
 悪夢の食事会
 空焚きと凝固剤
 誰が?

なに見てヨシって言ったんですか?Part2〜あなたの隣の重過失〜

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「私、失敗しないので」
はテレビの中のお話。
人は誰しもうっかりもすれば間違いも犯す。ふとした気の緩み、考え事をしていた、少しくらいならいいだろう、これまでも大丈夫だったから。

しかし何事にも初めてはある。

そこには確かに、運もタイミングも関係する。その初めてが「危なかったね」で終わるか、人が死ぬか。それはいつも同じではない。

だからこそ、最悪のパターンを想定して日々、慎重に物事を選択していく必要があるのだが、それを守れる人はほとんどいないだろう。

誰しも間違える。油断する。あなたもそして私も。

最悪の事態を引き起こしてしまった人たちの記録。

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🔓逆恨み~京都・綾部市児童12人死傷事件~

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土砂降りの雨ではあったが、いつもと変わらない朝だった。
JR綾部駅の南西、警察署や銀行などのある大きな通りからさらに南に下がると、神社や寺などが見えてくる。山裾に沿って立ち並ぶ住宅の間を、坂道が何本か通っている場所。
その中の一つの通りを通学路として利用している集団登校の子供たちの姿がその日もあった。上級生にならい、みな、お行儀よく右側を2列に並んで学校へ向かっていたが、これもまたいつもと変わらぬ平和な光景だった。

その対向から走ってきたワゴン車があった。
集団登校の最後尾を歩いていた6年生の男児には、その車がやけにこちらに向かってくるように見えた。
次の瞬間、その車は集団登校の列に正面から突っ込んできた。

平成14年1月21日午前7時40分

静かな住宅街に大きな衝突音が響いた。
近くでアパートを経営していた男性(当時73歳)が急いで外に出たところ、信じがたい光景が広がっていた。
いつもこの道を通って学校へ行っている子供たちが、何人も道路に倒れ込んでいたのだ。しかも複数の児童は出血を伴うケガを負っているようだった。
男性は付近の住民らと協力して子供たちの救護にあたり、救急車の到着を待ったという。
子供たちが倒れている場所から少し離れた場所で、民家のガレージに突っ込むような形で停車している車があった。あの車が突っ込んだのか……?

ふと、運転手を探した。しかし現場にはそれらしき人物が見当たらない。
そこで車の中を覗くと、そこには頭から手ぬぐいのようなものをかぶってうなだれ、微動だにしない運転手の姿があった。
ただ、運転手は生きていて特に大きなケガもしていない様子だったため、男性らは子供たちの救護に全力を注いだ。

しかし、残念な報せが後に届くこととなった。
救急搬送された子どもたちのうち、小学2年生の男の子が死亡したというものだった。
他にも4人の子供たちが重傷を負っていた。

一体何が起きたのか。警察は業務上過失致死傷の疑いでワゴン車を運転していた男性を逮捕する方針、と発表した。
学校関係者、保護者からも死亡した男児への追悼と共に、果たして防ぐことが出来たのか、という戸惑いの声も上がった。
子供たちは規則正しく登校しており、落ち度などない。教師らも、日々安全指導を行っても今回のような事故をどう防げばいいのか、と困惑を隠せずにいた。

が、結果からいうと、この事故は防ぐことはできなかった。正確には、学校や子供たちがどれだけ気を付けていても、防げなかった。

これは事故ではなく、運転していた男の「故意」によるものだったからだ。

【有料部分目次】
その男
事件まで
執着する男
恐るべき動機
反社の人
いつまでも一緒だよ

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