更新情報とお知らせ

【重要】

過去記事の有料化について

Youtubeのシナリオに当サイトの記事を利用する場合は、別途記載の記事利用についての約束事をお読みください。
連絡なしで利用された場合、そのすべてを了承したとみなします。
またその内容について明らかに当サイトに不利益があると判断された場合はご連絡することがございます。

引用部分を除く文章の権利はすべて事件備忘録にあります。

有料記事について、ブラウザによって購入ボタンが見えないという現象があります。
対応ブラウザは、Chrome、Safari、Edge となっています。IEでは見られないようです。
有料記事購入の仕方はこちらから

令和5年9月18日:🔓ボクの女神さま~恐ろしい女part2・淀川リンチ殺人事件~
記事公開しました

令和5年9月15日:🔒恐ろしい女Part1~実母傷害致死事件~
記事公開しました

令和5年9月9日:片隅の記録〜三面記事を追ってpart2〜
新記事公開しました

令和5年8月31日:片隅の記録~三面記事を追って~
記事公開しました

令和5年8月16日:🔓理由なき最期と、「再会の日々」〜宮城・女性殺害事件〜
記事公開しました

令和5年8月8日:ハーレム男が夢見たその先~足立区・内妻傷害致死事件~
記事公開しました

令和5年7月13日:🔓地獄を見なさい~死刑と無期のはざまでpart3・枚方一家3人放火殺人事件~
記事公開しました。

令和5年7月8日:崩れゆく人々〜いくつかの家族の結末〜
記事公開しました

令和5年6月23日:舐め愛~荒川区・就寝中男性殺害事件~
記事公開しました

令和5年6月13日:🔓愛のことば~帰って来なかった旅人たち
記事公開しました

令和5年5月31日:🔓止められない、止まらない〜4つのリンチ殺人後編〜
記事公開しました

令和5年5月26日:止められない、止まらない~4つのリンチ殺人前編~
記事公開しました

令和5年5月12日:🔓絶叫~福岡・小1長男殺害事件~
記事公開しました

令和5年5月8日:放蕩と暴力そして、狂気の沙汰~喜多方・男性殺害死体遺棄事件~
記事公開しました

令和5年5月6日:愛を乞う人Part2~練馬・長男殺害事件~
記事公開しました

令和5年4月24日:🔓更生は、できません~ふたつの再犯重大事件~
記事公開しました

令和5年4月18日:女たちのそれぞれの事情~3つの女の事件~
記事公開しました

令和5年4月11日:🔓ケモノ~町田市・同居男性殺害事件~
記事公開しました

令和5年4月5日:思い込みPart2~千葉市・6歳男児殺害事件~
記事公開しました

令和5年3月28日:🔓死刑と無期のはざまでpart2~北九州・母子3人殺害事件~
記事公開しました

令和5年3月18日:必要だった、あと少しのなにか~安中市・姉放置死亡事件~
記事公開しました

令和5年3月10日:男として、父として、主として~山形・一家4人殺傷事件~
記事公開しました

令和5年3月7日:🔓あなたが私を無視したから〜北海道・4歳長男殺害事件〜
記事公開しました 続きを読む 更新情報とお知らせ

🔓ボクの女神さま~恐ろしい女part2・淀川リンチ殺人事件~

平成19年2月、大阪の淀川から、バイクをくくりつけられた少年の遺体が発見された。
後に、少年が男女交際のトラブルから誤解を受け、複数の少年を含む男たちにリンチを受けていたことがわかり、当時16歳の少年が主犯格として逮捕された。
主犯格の少年の裁判では殺意を否認する少年に対し、被害者遺族が激高、傍聴席から罵声が飛び、退廷間際に柵越しに被害者の関係者が被告の少年を蹴るという一幕もあった。
主犯格の少年については令和になって別の事件との関連が噂されSNSで注目されることもあったが、この平成19年の事件は「淀川リンチ殺人」として注目された事件である。

その事件より前、同じように激しいリンチの末に淀川に重しをつけて放り込まれ、死亡した男性がいた。

もうひとつの、「淀川リンチ殺人事件」。

【有料部分 目次】

淀川の遺体
変わり果てていた息子
逮捕された二人
三人のぞれぞれ
鎌首を擡げる女
切り刻みたい衝動
疼き
ボクの女神さま

🔒恐ろしい女part1~実母傷害致死事件~


どんなに憎たらしい相手でも、心では殺してやりたいと思うほどの相手でも、多くの人々は「じゃあどうぞ」と言われてもおそらく殴ったり蹴ったりすることも躊躇するのではないだろうか。

それは多分、一定の教育を受けた人間は暴力で解決することの無意味さや、他人を傷つける、肉体的な苦痛を与えることには人間としての嫌悪感みたいなものをもっているからではないか、と考える。
一定の教育を受けていない人が多い国などでは、今でも私刑が横行しているし、他人を傷つけたり殺したりすることに抵抗を感じないのだろうかと理解不能なケースもみられる。

しかし中には、教育を受けているにもかかわらず他人を肉体的に苦しめることに嫌悪感を感じないどころか、自分の利益のためならば手段としてそれを行ったり、さらには他人が苦しむことで快感を得るような人も存在する。

とんでもなく自己中心的で自分のためならば他人などどうでもいい女が起こした悲惨な事件。

【有料部分 目次】
実母傷害致死事件
萩の茶碗と国際捜査課
母と娘と、黒人の男
不可解な熱傷
熱湯地獄
ひったくり事件
息を吐くように嘘をつく女
懲役12年
本当の理由?

片隅の記録〜三面記事を追ってpart2〜

千葉の転落死

「あんたはヒモのくせに。私には強い味方がいるんだ。この部屋の家賃は私が払っている。早く出ていけ!」

女は出勤前の慌ただしさも手伝って苛立っていた。
もう本当に限界。何でこんなジジイと結婚してしまったんだろう。日本人は働き者のはずだったのに。
仕事もしないでゴロゴロして、私の稼ぎにぶら下がっているジジイなんかいらない…
ていうかさっきから何をゴソゴソしているんだろう。何もかもがあーもう。腹が立つ!

「早く出てってよ!」

振り向いたその時、体に衝撃があった。

「?」

ふと見れば、体の胸あたりから、血がとめどなく溢れていた。 続きを読む 片隅の記録〜三面記事を追ってpart2〜

片隅の記録~三面記事を追って~

家庭内での不幸な事故、悲しい交通事故など、新聞の片隅にその事実だけが掲載されるだけの出来事。

事件として発生当時は大々的に報じられるも、すぐに忘れ去られてしまうような続報のない事件。

そして当事者が全員死亡して真相がわからないままの事件。

けれどそこにも、いろんな人生があってドラマがある。

報じられたことから推測されていたことが、実は違っていたり。裁判を傍聴しているとよくある。なぜ事件が起きたのか、その本当の部分は時に、報道することが躊躇われたり、あるいは記者本人の主観がそうさせたり。

報道から読み取ったことが実は違っていた事件、ひとつの事故で被害者と加害者が家族の中に生まれた場合に起こること、そして、真実が分からない無理心中の記録。 続きを読む 片隅の記録~三面記事を追って~