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毎年11月は虐待防止推進月間。
あわせて、子ども虐待防止のシンボルマークであるオレンジリボン運動もクローズアップされる。
このオレンジリボン運動のもとになった事件は、小山市の小林一斗ちゃん、隼斗ちゃんの兄弟の事件である。
虐待というか結果は殺人なわけだが、そこには直接危害を加え逮捕された人間だけでなく、その保護者の在り方や周囲の大人の在り方も議論を呼んだ、虐待事件史上絶対に風化させてはならない事件の筆頭である。
性犯罪や無理心中未遂、身代金目的の誘拐以外で死刑判決が出た点(被告死亡により公訴棄却)も、この事件の特徴といえる。
事件備忘録でもこれまで数々の虐待事件を取り上げてきたが、11月ということで虐待事件を特集することとし、いわゆる暴力を伴う虐待事件と、究極の虐待といわれる無理心中で犠牲となった子供たちの事件とを報告したいと思う。
まずは暴力編から。
一家で虐待死を隠蔽した家族、自分たちの快楽のために、たった2週間で死に追いやった母と愛人、子どもに関わってはいけない父親。
どれも出所済のため、有料記事以外は仮名にしてあります。