但し、条件によって無料でご利用いただけますのでこちらを参考になさるか、jikencase1112@gmail.comまで連絡ください
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まえがき
本来、愛の象徴ともいうべき「家庭」。
嫌なことがあっても家に帰って家族の顔を見、お風呂に入ってご飯を食べて暖かい布団で眠れば、また頑張ろうと思える、そうであるはずの家庭から、逃げ出したいと思う子供がいる。
特に、それは少女に多く見られるように個人的に感じているのだが、彼女たちはなぜそこまで家から逃れたいのだろうか。
親が口うるさい、兄弟姉妹とうまくいかない、両親の不和、経済的な理由、それは差こそあれども、本人にとっては重大な問題である。
ただ現実問題として、小中学生であれば逃げる金もないわけで、空を見上げどこへ行くともしれない飛行機にその思いを託してみたり、漫画やドラマの世界に没頭してその気持ちをやり過ごす、多くはそうして大人になっていく。
しかしもしもその時、目の前に逃げる手段を持ち合わせる「大人」の存在があったらどうだろうか。
その大人は、金を、自分の希望を満たしてくれる。そして、その大人は自分たちのような「少女」と呼ばれる存在に対して価値を見出しているとしたら。
ふたりの少女の、それぞれの逃避行の結末。彼女らが恐れた、あるいは彼女らの手を取った大人たちについて。
【有料部分 目次】
中国自動車道で死んだ少女
事件発生
犯人逮捕
男の評判
援助交際
見過ごされた赤信号
実行された妄想
逃げたかった少女と、捕えたかった男「たち」
沖縄へ逃げた少女
千葉の誘拐事件
距離感のおかしい少女
溺れ行く男
欲しがる人々
宴のはての懲役2年6月
めぐ
Hungry Spider
はじめまして。
今回もたいへん興味深い記事でした。
植木のブログに、沖縄に一週間程度、若い女性と駆け落ち…って
記述がありました。
本気で言ってるのか…怖くなりました。
はる さま
いつもありがとうございます。
このふたつの事件は、いずれも家庭の問題が根っこにあり、それを逃げることで解決しようとした末に起きた事件だと思います。
しかし、利用できると踏んだ男が問題でした。というか、利用できる、と思えるようなやつはろくでもないわけですが。
植木のブログ、平気でそういうことがかける、Twitterでロリコン系をフォローする、おそらく彼にはもうなくすものはないでしょうから、余計に怖いですね。
誰もが彼に見向きをしなくなった時、やるような気がします。
後半の事件のほうがずっしり来ました。めぐはすごくよく言えば「ファム・ファタル」っていうんですかね、痴人の愛のナオミとかを思い出しました。植木は最低ですが、ある意味やっぱり谷崎潤一郎も今の基準でいえば確実にアウトですね…。
まゆげ さま
いつもありがとうございます。
前半の事件は、事件そのものと言うよりも上家家の問題の方が闇が深くて、福本のことなんて遠いお空に飛んでいっていました。
母親は法子さんについて、
「病弱な父親のために看護師になると言っていた」
と言ってたんですが、その法子さんの文集にはそんなことひとっことも書いてなくて、この母親もかなりやばいと思いました。
後半の事件は、新潮が追加取材されていることを知らなかったんですが、この男は何を考えているのか。
ちなみに名前で検索してください、Twitterもやってて、フォローしてる中にロリコン系がありました。
ダメですね。