🔓哀しき女と自死した男の桃色吐息~北区・SMプレイ誘拐事件

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その日、女の自宅の郵便受けに一通の手紙が入っていた。
差出人は不明。しかし女は、その字をこれまでに幾度も目にしてきていた。

「貴女に会いたい。声が聞きたい。」

それ以外にも、自分の現在の状況などが書かれていたが、便せん5枚にしたためられた手紙は終わりに近づくにつれ遺書めいてきた。

「今でも貴女のことを愛している。生まれ変わったらもう一度会いたい」

女は一抹の不安を覚えたが、もう連絡を取ってはいけないのだと言い聞かせ、その手紙を仕舞った。

二日後、再び手紙が届いた。今度は完全に遺書だったという。
家族と相談した女は、警察に連絡。
しかし、恐れていたことは現実のものとなった。

手紙の主である男性は、6月4日未明に投身自殺をして死亡した。

【有料部分 目次】
不可解な事件
まさかの展開
発端
正体不明の男
女の言う真実
禁断の遊戯(プレイ)
社会的制裁
何も話せない人