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相模原の首吊り遺体
それは、一見よくある首吊り遺体だった。
霊園内の森の散策道にある一本の楢の木からそれはぶら下がっていた。地上約1,3mのところで二股に分かれた枝部分からロープがさがり、木の根元にはロープが重みで緩まないよう、複数回巻きつけられて固定されていた。
遺体は男性、年齢は30代後半から40代といったところか。着衣に乱れはなく、また男性の体格や楢の木の形状などからも、男性が自ら木に登って首を吊ることが可能な状態だった。
ただ、男性の胸には、刃物による傷があった。そして近くには使用されたとみられる刃物も落ちていたのだ。
死にきれなかったときのために、男性が持参したのだろうか?しかし首を吊った状態で遠のく意識の中、自分の胸を複数回深く刺すということが可能なのだろうか。
警察は自殺と事件の両面で捜査を開始、そして7月15日、警察は「霊園内の遺体は息子ではないだろうか」と届け出ていた相模原市内に住む男性から事情を聞いたところ、その男性が息子の自殺を手伝ったという趣旨の話をしたことから男性を殺人容疑で逮捕した。 続きを読む 片隅の記録~三面記事を追ってpart12~