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何度その映像を見ただろうか。
愛娘の安否がわからず不安で押しつぶされそうになりながらも、気丈に訴え続けたご両親の姿。
その訴えはなかなか応じてくれない警察への怒りというよりも戸惑い、どうして娘を捜してくれないの?という思いが強かったように見えた。
両親は何度も何度も訴えたものの、警察は安否が分からないというのが成人女性であることなどから当初事件として取り上げようとはしなかった。
さらに、あろうことか該当の女性は生存確認できた、風俗で今も働いていると伝えてきたのだ。
そんなバカな。
受け入れられなかった両親は知り合いを通じて兵庫県警の警察官に独自に捜査を依頼する。定年間近のその警察官は両親から教えられたその怪しい男に接触するや、すぐさま男が薬物に手を出していることを見抜いた。
それを突破口とし男は逮捕となったが、愛娘の居場所は以前不明のままだった。
【有料部分 目次】
不可解な失踪
怪しい男
「お前ウエダとちゃうやんけ!」
スクープ
骨のかけら
報道と警察批判
受け入れ難い事実
生い立ち
出所直後の出会い
悦美さんの日記
殺害へ
血しぶきの現場
口封じ
死刑判決
控訴審
彼女が来なければ
知的障害
頭がグリグリに
殺したのに「彼女」
死刑にするための裁判
真実とは
一月四日の客~死刑と無期のはざまでpart4~新潟・一家殺傷事件
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「犯行の罪質,動機,態様ことに殺害の手段方法の執拗性・残虐性,結果の重大性ことに殺害された被害者の数,遺族の被害感情,社会的影響,犯人の年齢,前科,犯行後の情状等各般の情状を併せ考察したとき,(その罪責が誠に重大であって,罪刑の均衡の見地からも一般予防の見地からも極刑がやむをえないと認められる場合には,死刑の選択も許される」(法務省より)
死刑には上記のようないわゆる永山基準というものが存在する。
具体的にいうと、死者が二人以上で落ち度がなく、動機が私利私欲によるもので、殺害方法も生きたまま焼き殺すとか被害者の苦痛が凄まじいものであって被害者遺族が極刑を望み、社会的にも大きな不安や議論を呼び起こし、かつ被告人に同様の前科があったり反省の色が一切見られない、年齢的にも未熟な若年とはいえないなどの事件の場合は死刑が「求刑」されることが多い。
しかし判決はどうかというと、必ずしもその永山基準に照らして画一的に死刑か否かが決まるわけではない。
被害者の数も同様の前科がない場合は二人以上でその可能性が高くなるとされてきたが、実際には同様の前科もなく被害者がひとりでも死刑判決が出ることもあるし、被害者との関係性などから二人以上を殺害しても死刑を免れることも少なくない。
シリーズ「死刑と無期のはざまで」
今回は被害者が二人以上、明確な殺意とその犯行の残虐さ、遺族の処罰感情の強さなどから死刑判決を受けたにもかかわらず、控訴審において無期懲役となって確定した事件を紹介する。 続きを読む 一月四日の客~死刑と無期のはざまでpart4~新潟・一家殺傷事件
🔓【傍聴記・詳細版】今治ピアノ教師殺人事件(10月28日完結)
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人は嘘をつく
しかし本人にとってみれば、全てが真実の場合もある。
嘘は誰のため。
真実は誰のため。
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逃走男 死亡女性の娘暴行 愛媛県警 容疑で逮捕、殺人も捜査
愛媛県今治市の住宅で26日、女性が殺害され、女性の次女(35)が所在不明になっていた事件で、県警は27日夜、現場から逃走していた男を同県西条市内で見つけ、次女への暴行容疑で逮捕した。次女は同市内の別の場所で無事に保護された。殺害された女性は住人のピアノ教師冨田小雪さん(64)と判明。県警は冨田さんに対する殺人容疑でも調べる。
発表では、冨田さんの次女の知人で自称会社員の榊原正道容疑者(34)(愛媛県西条市)。榊原容疑者は26日午後5時20分頃、今治市松本町の冨田さん方近くの路上で、次女の体を抱え込み、腕を引っ張るなどの暴行を加えた疑い。捜査関係者によると、防犯カメラ映像から、榊原容疑者はその後に次女を連れて車で逃げたとみられる。
事件は同日午後6時10分頃、冨田さん方を訪れた知人女性が「女性が首から血を流して倒れている」と110番して発覚。司法解剖の結果、冨田さんの死因は首を切られたことによる失血死だった。冨田さん方ではピアノ教室に通う男子中学生が両手を縛られた状態で見つかり、軽傷とみられる。冨田さんは次女とその子ども2人の4人暮らし。2024.01.28付 読売新聞
第一報としては情報量が多く、凶悪事件などめったに起きない愛媛県民はざわついた。
女性が殺害され、その娘が連れ去られるだけでなく14歳の男の子まで巻き込まれていたこの事件は、幸いにも容疑者逮捕が早く、近隣住民もホッとしていた。
ただその後、週刊誌が容疑者の過去などをほじくり返した程度で事件はあっという間にその消費期限を過ぎた。
そして私自身も忘れ去っていた令和7年10月15日、この事件の裁判員裁判が松山地裁で始まった。
なんの前情報も持たずに傍聴に挑んだが、初公判のその日から、傍聴した人間のおそらく大部分は困惑し、人の心というものの深淵をこれからのぞき込むことになると正直ゾッとしているだろうと感じた。
人は嘘をつく。
【有料部分 目次】
松山地裁41号法廷
犯行に至るまで
衝撃の弁護側冒頭陳述
第二回公判
被害者の娘、そして被害者である娘
クリスマスの奇跡
ほだされてしまうひと
友人とのLINE
被告人の怒り
ほとばしる正くんへの愛
弁護人
不可解
第三回公判
姉
東京からの電話
別れられない妹
「どうして母なんですか」
自分の意見を言う子じゃなかった
第四回公判
事件を終わらせた人
第五回公判
被告人質問
嘘
ラブホ密会
嘘、うそ、ウソ?
彼女の見方、彼氏の見方
子供たちとマサくん
Bさんから見た母親
この期に及んで
破滅へ
その日
逃走の果て
第六回公判
不可解
ギラつく検察官
「覚えてません」
苦しみを与えたい
第七回公判
司法解剖
謎の証人
心情陳述
Bさん
行方
第8回公判
最後の訴え
「些細なこと」
「Bさんはこの法廷で嘘をついた」
それぞれの意味
夢から醒めた人
すいません
人は嘘をつく 10/28完結
片隅の記録〜三面記事を追ってpart11〜
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新聞の片隅に小さく載った事件。
発生当初は報じられても、その後を詳しく追うケースは、よほどの重大犯罪でなければ多くない。
あの事件ってどうなったんだっけ。そんなことすら、思われないような事件を掘り起こしてみる。
どの事件にも、物語がある。 続きを読む 片隅の記録〜三面記事を追ってpart11〜
彼女たちの理由~殺すしかなかった女たちの事件~
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女が起こした事件というと、どんなものを想像するだろうか。
最近ではメガバンクの女性行員が貸金庫内での窃盗を行っていたという事件があったり、全国各地の農協、信金などでも女性職員による多額の横領事件などは後を絶たない。
統計でみても、女性による検挙者の中で万引き、窃盗が6割を占める。次いで傷害・暴行、そして詐欺横領などとなっているが、それ以上のいわゆる人の命を奪うような重大なケースも全体の1割ほどになる(令和4年度の場合、女性検挙者37,021人)。
殺人事件における被害者との関係を見ると、男性が知人や職場関係などが多いのに対し、女性は家族や親族、恋愛関係など狭くて深い関係性のものが多い。
またその動機では、男性が些細な口論やトラブルから殺人に発展するケース、犯罪を隠蔽するため、逃走するため(逮捕回避)に殺人を行うケースが多いのに対し、女性はやはり男女問題が絡むケースが多いという。女性特有の動機としては「育児に関係するもの」もある。
女が人を殺す時。その理由。 続きを読む 彼女たちの理由~殺すしかなかった女たちの事件~