🔓思いつきで押した死刑判決へのピタゴラスイッチ~広尾町・幼児3人殺傷事件②~

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死刑判決

裁判では、金銭目的での侵入のうえ、幼い姉弟3名を殺傷したとして、住居侵入,殺人,殺人未遂が認定された(事後強盗は否定)。

及川は犯行後、ふらふらと道路を歩いていた。
逃げきれないと思い、午後3時30分に自首しているが、積極的な自首とは言えないとされた。
というのも、あれだけ探して見つからなかった母親と、道で遭遇していた。おそらく母親は自宅に戻っていて、事件を知ったと思われる。その際に、母親は及川に対し「お前がやったんじゃいか?」と問い詰めており、その母親に説得されての自首であったからだ。
その上で、事件以前に犯歴がないことや、現在では被害者に謝罪する気持ちを持っていること、年齢的に若いこと、及川の両親が100万円をすでに慰謝料の一部として支払っていることなど、及川に有利な点を考えたとしても、極刑はやむを得ないとした。

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【有料部分目次】
情状証人が見つからない被告
弁護人を固まらせた「言葉」
思いつきの積み重ね

「🔓思いつきで押した死刑判決へのピタゴラスイッチ~広尾町・幼児3人殺傷事件②~」への4件のフィードバック

  1. こんにちは。
    この事件、リアルタイムで知っていました。
    死刑判決当然と思っていましたが、まさかの減刑でびっくりした記憶があります。
    コメント書こうかどうか迷いましたけど…
    減刑された高裁の判決が出た当時、遺族夫婦叩かれてました。
    その書き込み見て眩暈がするほどもの凄く憤ったものです。
    カネに目がくらんだ欲深バカ親って…
    やっぱりそうですよね、高裁での減刑理由は民事で和解したからじゃないですよね!
    でもご遺族はさぞ苦しんだでしょうね。
    あの頃、「俺だったら高裁で死刑判決を確認してから訴訟起こすね」
    ってアホな書き込みをよく見たものです。
    時効あるんだっつーの。それを突っ込んだら
    「そ、それは知ってたけど…」だって。ばーかばーか。
    ・・・・すいません。つい興奮してしまいました。
    しかし遺族も叩かれるって風潮何とかならんのでしょうか?

    1. 遼々さま

      こんにちは!コメントありがとうございます。
      私はうっすらとしか記憶がなかったのですが、子供二人殺して死刑じゃないってどういうこと?!とは思いました。
      高裁は賠償金を受け取ること=減刑理由ではない、としています。かなり、裁判官の間でも葛藤があったようで、最終的には「この若者の心に賭けよう」となったのに、結果としてそれは仇となってるようですね。
      もちろん、ご遺族が分割払いでの気が遠くなるような年月をかけてばいしを支払うことを要求していることを見ても、死刑でさっさと死なれるより、一生涯償えという意思を感じます。

      今回の新記事では、遺族との和解成立が原型理由となったケースもあげてますが、色んなケースがあるなぁと思いました。
      今後ともよろしくお願いします。

  2. 最悪ですね。

    私は札幌市民なのですが、帯広でのこの事件は記憶にありませんでした。
    こんなどうしようもない人間が居るんですね。
    亡くなられたお子さんとご遺族が浮かばれない。

    恵庭OL事件は、隣の市なので当時から興味深かったです。被害者の方と歳が近いですし、人ごとじゃない感じで。
    大越美奈子さんは、本当に斜め上な事やってますね。冤罪なのか分からないけど、冤罪じゃないとしたら、なんなんでしょう。裁判での発言も変だし。
    彼氏が社内の他の子に行ってしまったらめちゃくちゃ辛いけど、無言電話何百回とかも怖すぎるし。
    真相を知りたい事件の1つです。

    1. ちい 様
      確かに、彼女の写真を見るとても小柄で、おとなしそうな雰囲気の女性なんですよね。
      でも、被害者が「苦手」と友人に愚痴っていることから、どこかおとなしいだけではない部分はあったのは間違いないと思います。
      車の運転も荒く、伊東弁護士のいう「小鳥」ちゃんとは程遠い印象。
      わたしの推察ですが、やってないと言い続けることで彼女の中ではそれが真実になってしまっているのかなぁとすら思います。
      出所してますから、今後も死ぬまでやってないと言い張るんだと思いますが・・・

      帯広の事件は、リアルタイムで知っていました。でも、幼い子どもが犠牲になった割にあまり話題になってない事件でしたね。
      地裁で死刑判決が出た際の判決文と、昔の新潮45に記事があったのでそちらを参考にしています。

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