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なすり合い~練馬区・2歳男児ゴミ箱虐待死事件~
優しい衣をまとっているような赤ちゃん……
母親は、その子を産んだ時、名をつけた時のことをそう述懐した。予定日より二カ月ほど早い早産で体重2000グラムと小さな赤ちゃんだったが、初めての男の子、かわいくてたまらなかった。
しかし2年後、その子はゴミ箱に閉じ込められ、生ごみにまみれて死んだ。
平成20年12月23日
平成20年12月23日の夕方4時ころ、練馬区のマンションから子供が死んでいるといった119番通報が入った。駆け付けた救急隊員に、通報した父親は「子供がゴミ箱に入り込んで死んでいた」と話した。子供が遊んでいて収納ケースや冷蔵庫や洗濯機などの家電製品に入り込み、そのまま死亡してしまう事故はこれまでにもあった。気の毒な事故だったのか。
しかし通報時、父親は「すでに死後硬直している」と話していた。長時間、幼い子どもから目を離すというのは……捜索願も出ておらず、親が探していたような形跡もなかった。
検視の結果でも、その子供は死亡してからしばらく時間が経っていたのは明らか。事故なのか、事件なのか。
それから7か月後、警視庁は2歳の男児をゴミ箱に押し込んだうえ出られなくしそのまま窒息死させたとして両親を監禁致死容疑で再逮捕した。ちなみに、両容疑者は傷害罪ですでに逮捕起訴されていた。
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