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もうひとり
三月一二日に開かれた亮子の初公判において、弁護側は起訴内容を一部否認。亮子が単独で行ったとする検察に対し、亮子の知人である女性の名前を示して、その女性に言われるがままに行ったものだと主張した。
それはむしろ、その知人女性こそが、この事件の「主犯」であるかのような主張だった。
【有料部分 目次】
親友
嘘
暴走か、洗脳か
訴因変更
作られた「行動障害」
共同正犯
病める人々
初めまして。
この記事をはじめ、他の記事も読みました。
全てにおいて読み応えがあり、時が経つのを忘れてしまうくらいです。
私事ですが、この事件(特に美幸)に関して、似たような人物と関わったことがあるので、感想を書かずにはいられませんでした。
自分は誹謗中傷によって人間関係が壊れた程度でしたが、当時は何が起こってるのかよくわかっておらず、わかった頃にはもう手遅れで、逃げることで関わりを絶つことしか出来ませんでした。
亡くなった男の子は逃げることも出来ず、どれだけ無念で苦しかったか、男の子の残した言葉に胸がつまる思いです。
母親の家庭環境や結婚後の夫婦関係や孤独について、同情する部分はあるものの、美幸とママ友になってしまったが為、起こった事件という気がしてなりません。
美幸と出会わなければ、この男の子は亡くならずに済んだのに、例え母親が病んでいたとしても、我が子を見殺しにしてしまうような結果にはならなかったと思うのです。
ひとつ疑問に思ったのは、亮子は美幸に父親から虐待されてたことを打ち明けたのでしょうか。
そういった弱点を打ち明けなくても、このタイプは「どこを突けば利用できるか」を熟知してたと思うので、何かあるなと邪推してた可能性はありますかね。
美幸はこれまでにも、良識さを装い様々な場所で「この人だ」と狙いを定めて悪事を働いてきた人物だろうと、勝手な憶測ですがそう思ってます。
そして、嘘を重ね誰かのせいにして逃げることに手慣れている。
他者には理解不能の、理由のないトラブルをわざわざ起こすプロだと思ってます。
美幸タイプを「病んだ人」とひと括りにすることに納得がいかない、という本音はあります。
でも、世間一般においては仕方のないことなんでしょうね。
「普通」の皮を被って渡り歩いている、ある種のタイプとどう付き合っていくべきか、(私の答えは「逃げろ」しか思い浮かばないのですが)、似たような事件が起こる度に考えさせられます。
それと同時に、見極め方や対処法が世に広まって欲しいと願わずにはいられません。
ただの大袈裟に話を盛る人や、うっかり記憶ちがいをする人とは違う、ピンポイントで洒落にならない嘘をつきまくる人だってことを、多くの人にわかって欲しい。(私怨がダダ漏れですみません)
事件や記事の見方は人それぞれですが、自分にとっては「偏らないための読み物」として、これからの記事も楽しみに待ってます。
雨 さま
はじめまして、この度はお読みいただきましてありがとうございます。
この事件の当事者と言える美幸は、例えば北九州の松永太や、尼崎の角田美代子のような確固たる悪意というか、人の死をもなんとも思わない、むしろ最終的には殺害も厭わないというようなタイプではないですよね。
ですが、だからこそ日常のどこにでもいる人に見え、気づいた時には…ということになりがちなのでしょう。
おそらく、これまでにも似たようなトラブル、悪口を吹き込んだりありもしないことをでっち上げて人間関係を壊したり、ということはあったと思います。
雨さんも危ない体験をなさいましたね。
逃げることが出来たことだけは、幸いでした。
亮子が美幸に自身のことをどこまで話していたか、ですが、裁判記録やその他の資料を見ただけでの判断だと、おそらく話してないと思います。
というか、亮子の中でむしろ封印された記憶になってる可能性があると感じました。
それゆえ、臨床心理士の長谷川氏も、亮子にそれを確認できていません。
美幸タイプは、確かに「病んだ人」としてはいけないのかもしれませんね。
このタイプはおそらく生まれ持ったものだと思いますので、なにか理由があってそうなった、というのとは違うように思いますね。
これからも色んな事件を取上げてまいりますので、よろしくお願い致します。