🔓その首、落とすまで~小田原・母弟殺害事件~

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平成19年4月4日午前5時20分。
少し雨がぱらついたが、すぐに止んだ。気温は6度。4月とはいえ、まだまだ朝晩は冷え込んでいた。
神奈川県小田原市。JR下曽我駅から南へ約500m、三島神社のすぐそばにある民家の2階。その家で暮らす62歳の女性は寝室のベッドで休んでいた。
階段を誰かが上ってくる。ゆっくりと、ゆっくりと。

彼女が休んでいる寝室のドアがすっと開くと、そこにはサバイバルナイフを手にした、息子の姿があった。

【有料部分 目次】
報道
兄弟児
母親と宗教
人格障害と完全責任能力
破棄自判
その首、落とすまで

忘れないで~生きた証⑩この世の地獄編其の弐~

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校庭で焼死した父子

「助けてください!助けて」

小学校に隣接するアパートの住人は、突如聞こえた爆発音に驚き外へ出た。そこで見たのは、助けを求めて走り回る、子供の姿だった。
その子供の体は、炎に包まれていた。 続きを読む 忘れないで~生きた証⑩この世の地獄編其の弐~

🔓忘れないで~生きた証⑨この世の地獄編その壱~

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親が子供を殺害する。
虐待の多くが「死ぬとは思わなかった」というような言い訳のもとに行われるのに対し、確実に子どもを殺す親がいる。

この世に地獄があるならば、私は親による子供の虐待そしてその究極である子殺しこそ、この世の地獄だと思っている。

背景は違えど、結果は違えど、親によって過失ではなく殺意を持って殺害された子どもたちの記録。 続きを読む 🔓忘れないで~生きた証⑨この世の地獄編その壱~

涙の土下座とシラケる裁判員~高知・夫ガソリン焼殺事件~

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高知地裁で開かれた裁判員裁判。
被告人は、初公判でその罪を認め、被害者遺族参加制度を利用して法廷にいた被害者の母親に対し、土下座して泣きながら謝罪した。

殺害された被害者の母親は、そんな被告に静かに声をかけた。

「もう、わかったよ。手(顔)をあげなさい。(被害者には)本当に詫びないかんよ。」

泣いて謝罪した被告人を、裁判員らは冷静に見ていた。

こいつ全然、反省していない。

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彼女の憂鬱~高知・女子中学生殺害事件~

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高知城の北、山のふもとを切り拓いた住宅街にその家はあった。
期末試験を控えたその夜、高校1年の姉と中学1年の妹は、それぞれの試験に向けた勉強を深夜まで続けていた。

深夜2時、仮眠を取っていた妹は姉に起こされ、交代するように今度は姉が仮眠をとった。
午前6時、妹は英語の文法について聞くために父親に声をかけた。しかし寝ぼけまなこの父親から「後にしてほしい」と言われたために、自室へと戻った。

その1時間後、寝ていた姉は妹の叫び声で目を覚ました。
「何をするの!」
寝室の隣のコタツで勉強していた妹のもとへ姉が走ると、そこでは黒い服を着た男が妹を刃物で刺している場面に遭遇した。
とっさに姉は男の右腕を掴んだが、それを振り切って男は逃げ出した。

「お父さん!」
姉の叫び声で目を覚ました父親が二階へ駆けあがったところ、コタツの付近で血まみれの妹を姉が抱きかかえていたという。父親に妹を託すと、姉は一目散に隣の家に助けを求めに走った。
その姿は、抱きかかえた妹の血に染まっていた。

妹は救急搬送されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。 続きを読む 彼女の憂鬱~高知・女子中学生殺害事件~