背負いきれないもの~いくつかの介護殺人②~

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🔓罪なことは承知のうえ~いくつかの介護殺人①~

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令和8年時点で私の両親は健在である。父は80歳、母も79歳になったが山奥の自宅でそれぞれが農業や和菓子作りなど好きなことをして今でも収入を得ている。

ガンや脳梗塞などの病気もあったものの、幸い大事には至らず、父が脳梗塞の後遺症で若干の言語障害がありはするが日常生活には支障がない。

しかし私の年齢(現在51歳)になると周囲で話題になるのは家族の介護問題である。
職場の同僚でも親の介護の話題は当たり前。すでに看取った人もいるし、施設の入居について情報交換することも増え、いよいよ親の介護が現実味を帯びてきている。

超高齢化少子化社会を突き進む日本において、死にたくてもそう簡単に死なせてもらえない現状は、家族が介護を担っているケースの場合では時に悲劇を生むこともある。

自己中心的、利己的な事情とは程遠い、時に愛するが故にそうせざるを得なかった人たちの記録。

【目次】

静岡の義母殺害
 ある老婆の死
 突然の同居
 存在そのものが嫌
新潟・三重苦家族の介護殺人
 血まみれの老婆
 三重苦の家
 看んばならん
中野区の母と娘
 ある女性の死
 突然の寝たきり
 看護日記
 罪なことは承知のうえ

片隅の記録~三面記事を追ってpart14~

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水俣・身長172㎝体重28㎏の19歳

きっかけは、その市営住宅のとある部屋に夜になっても明かりが灯らないことを不審に思った民生員の通報だった。
その部屋には母親と19歳になる息子が生活しているはず。ただ、母親は水俣市内の温泉旅館に住み込む形で働きに出ていて、基本的には息子が一人で生活していた。食事は母親が宅配弁当を手配していたと聞いている。小学生ならともかく、独り暮らしも可能な年齢の息子であり、友達のところにでも行っているのではないのか。
普通ならばそう考えても不思議はないが、民生委員は胸騒ぎを抑えられなかった。

その息子は、知的障害があり自分一人で生活することは無理だったのだ。 続きを読む 片隅の記録~三面記事を追ってpart14~

🔓忘れないで〜生きた証14 鬼の棲む家part4〜

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誰よりも子供を守るべき立場にある大人、しかも実の親によって殺害される子供たち。逃げることも抵抗することも不可能な幼い子供を、文字通り死ぬまで肉体的精神的暴力をふるい続ける親たち。
どんな罪よりも子を殺すというものが最も罪深いと個人的には思うが、世の中には子を殺した親に対して同情や時には共感めいたものを抱く人も少なくない。
それも一つの考えであり、まさにそのような人がいなければ子を殺した親たちの居場所は社会になくなってしまうため、闇雲に否定する気もない。

ただそこにどんな事情があろうとも、殺された子供には一点の落ち度も非もない。なのに、親の罪は他人に対するそれよりも軽く、場合によっては親も被害者なんだ、いや、親こそが被害者なのだ(なにの?)と言わんばかりに声を上げる人たちさえ、現れる。

遠のく意識の中で、その子供たちが最期に見たのはなんだったろう。
楽しかった思い出、兄弟姉妹のこと、保育園のこと、お友達のこと。

お父さんとお母さんの顔は、どんなふうに見えていただろうか。

【目次】
相沢みず希ちゃん(静岡県富士市:当時5歳/平成12年6月29日死亡)
 事件発覚
 それまで
 兆候
 両親の苦悩
 見過ごされた訴え
 懲役10年
安岐海帆(みほ)ちゃん(岡山県玉野市:当時2歳/平成15年11月2日死亡)
 その家族
 望まれていない子
 真実
 地獄の8日間
 不作為による殺人
 ずるい男と勝手な女

🔓彼女たち~死刑と無期のはざまで/ 姫路2女性殺害事件~

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何度その映像を見ただろうか。
愛娘の安否がわからず不安で押しつぶされそうになりながらも、気丈に訴え続けたご両親の姿。
その訴えはなかなか応じてくれない警察への怒りというよりも戸惑い、どうして娘を捜してくれないの?という思いが強かったように見えた。
両親は何度も何度も訴えたものの、警察は安否が分からないというのが成人女性であることなどから当初事件として取り上げようとはしなかった。
さらに、あろうことか該当の女性は生存確認できた、風俗で今も働いていると伝えてきたのだ。
そんなバカな。
受け入れられなかった両親は知り合いを通じて兵庫県警の警察官に独自に捜査を依頼する。定年間近のその警察官は両親から教えられたその怪しい男に接触するや、すぐさま男が薬物に手を出していることを見抜いた。
それを突破口とし男は逮捕となったが、愛娘の居場所は以前不明のままだった。

【有料部分 目次】
不可解な失踪
怪しい男
「お前ウエダとちゃうやんけ!」
スクープ
骨のかけら
報道と警察批判
受け入れ難い事実
 生い立ち
 出所直後の出会い
 悦美さんの日記
 殺害へ
 血しぶきの現場
 口封じ
 死刑判決
控訴審
 彼女が来なければ
 知的障害
頭がグリグリに
殺したのに「彼女」
死刑にするための裁判
真実とは

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