片隅の記録・2025新年特大号〜三面記事を追ってpart10〜

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幼い子供や若い女性が理不尽な暴力の犠牲になったり、多くの死傷者が出た事件などは衝撃的で、その報に接した人々の記憶に強烈な爪痕を残す。
白昼、公共の場での無差別殺人などもそうだろう。
その後の報道で、事件の背景、加害者と被害者の関係性に嫉妬、差別、逆恨みなどの「わかりやすいドロドロ」がある場合なども、後々まで語られる。

ただ時にそれらは、憶測や虚偽、誇張などによって事実とは違った姿で歩き出してしまうこともある、奈良月ヶ瀬の女子中学生の事件や、山口のつけびの村などがそうだろう。

一方で同じく人が殺害されても全く話題にもならない事件も山のようにある。同じように、多くの人々の人生が狂い、壊されているにもかかわらず。

事件備忘録のある意味原点とも言える、「小さな扱い」しかされなかった事件の記録。 続きを読む 片隅の記録・2025新年特大号〜三面記事を追ってpart10〜

片隅の記録〜三面記事を追ってpart9・死体損壊編〜

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いわき・スーパー駐車場の遺体

その段ボール箱は、スーパーに隣接した6階建て駐車場の5階部分にあった。
開店直後の午前9時過ぎ、巡回中の警備員が発見したが、段ボール箱をビニールで覆ってあり、見るからに不審だった。
爆発物などの危険性もあり、警察に通報。その後臨場した警察官が中を調べると、そこにあったのは爆弾ではなく、遺体だった。 続きを読む 片隅の記録〜三面記事を追ってpart9・死体損壊編〜

🔓グロテスク~津島市女性教師殺害事件/松阪市主婦殺害事件

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津島市の女性教師殺害事件

平成13年3月。高校の卒業式に入試の合否発表、別れの寂しさと新しい生活への希望が混ざり合っていたその日、朝日新聞の投稿欄にひとりの高校教師からの声が掲載された。

変わりゆく受験の世界について、自身の経験や教師という立場から現代の受験についてそれは書かれていた。

日々教師として子供たちの行く末に期待していた彼女は、その2年後に殺害された。 続きを読む 🔓グロテスク~津島市女性教師殺害事件/松阪市主婦殺害事件

片隅の記録〜三面記事を追ってpart8〜

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昨日まで普通の生活を送っていた人が、翌日には死体になっている。
誰もが想像したくもない恐ろしいことだが、これは誰の身にも起きることでもある。

あなたは想像したことがありますか。

昨日まで普通に笑っていた人が、あるいは自分が、1週間後には骨になっていることを。 続きを読む 片隅の記録〜三面記事を追ってpart8〜

🔓被害者の事情、加害者の事情

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令和6年5月、新宿のマンションエントランスにて20代の女性が店の客だった50代の男性にメッタ刺しにされて殺害される事件が起きた。

2人の関係が明らかになるにつれ、被害者の属性や生前の発言などから、どちらが被害者なのかわからないといった声が多く聞かれた。

たしかに、加害男性はFacebookなどをみるといたって普通の男性で、車やバイクを趣味としている人物、一方被害女性は勤務する飲食店で男性から多額の支払いを受けていた事実はあった。
それだけでも風向きは被害女性に対して冷たかったのが、加害男性が大切にしていた車を売り払ってまで金を工面していたという話が出ると被害女性に対するバッシングが加速した。

個人的にはどんな事情があってもだからって殺すかよ、なので、加害男性に同情はしないが、事件を起こす以外にないと加害者が思い込む過程、背景については、たとえ被害者にとって不利なことでもそれらも踏まえて考えなければならないと考えている。

裁判では一定限度を超えるケースについては加害者に有利に判断されることも少なくないし、それを踏まえたとしても情状酌量の余地はないとする判決もあるが、報道ではなかなか被害者の落ち度的なものは伝わりにくい。

ましてや、直接の被害者以外の人間の言動が根本だとしたら、伝わることは少ない。

3つの事件が起こったその背景について。 続きを読む 🔓被害者の事情、加害者の事情