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令和6年5月、新宿のマンションエントランスにて20代の女性が店の客だった50代の男性にメッタ刺しにされて殺害される事件が起きた。
2人の関係が明らかになるにつれ、被害者の属性や生前の発言などから、どちらが被害者なのかわからないといった声が多く聞かれた。
たしかに、加害男性はFacebookなどをみるといたって普通の男性で、車やバイクを趣味としている人物、一方被害女性は勤務する飲食店で男性から多額の支払いを受けていた事実はあった。
それだけでも風向きは被害女性に対して冷たかったのが、加害男性が大切にしていた車を売り払ってまで金を工面していたという話が出ると被害女性に対するバッシングが加速した。
個人的にはどんな事情があってもだからって殺すかよ、なので、加害男性に同情はしないが、事件を起こす以外にないと加害者が思い込む過程、背景については、たとえ被害者にとって不利なことでもそれらも踏まえて考えなければならないと考えている。
裁判では一定限度を超えるケースについては加害者に有利に判断されることも少なくないし、それを踏まえたとしても情状酌量の余地はないとする判決もあるが、報道ではなかなか被害者の落ち度的なものは伝わりにくい。
ましてや、直接の被害者以外の人間の言動が根本だとしたら、伝わることは少ない。
3つの事件が起こったその背景について。 続きを読む 🔓被害者の事情、加害者の事情