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令和4年7月29日、神奈川県厚木市の公園駐車場で、「車内にいた子供の様子がおかしい」と母親から110番通報があった。
救急隊らが車内から子供たちを救出したが、1歳と2歳の姉弟はすでに意識がない状態、「これまで経験がないほど体が熱くなっていた」と救急隊員が言うほど子供たちの状態は悪かったという。
調べに対し母親は、公園で遊ばせた後、車内で子供たちといたと説明。ただ、7月末のクソ暑いさなかなぜかエンジンを切り、30分も自分はスマホをいじっていたのだという。
そして気が付いた時には、子供たちは後部座席で重篤な状態に陥っていた、という説明をどこの誰が信用すると思ったのか。
案の定、その後の調べで母親は知人男性宅の前の路上に子供たちを乗せたままの車を放置、男性宅で過ごした後に車に戻ったところで様子がおかしいことに気づきわざわざ公園まで車を移動させてから、110番通報していたことが判明。
子供の命よりも自己保身、しかもこの母親はこの事件の数週間前にもスーパーの駐車場に1歳の息子を残したままにしているのを通報されていた。
児童相談所が把握していながら防げなかった事件。もうあまりのことに頭がどうにかなってしまいそうだが、保護責任者による積極的な虐待とはまた違うこういった事件は後を絶たない。
毎年のように車内放置で死亡に至らなくとも危険にさらされる子供が報道されているのに、同じことをする人がいなくならないのはなぜなのか。
振り込め詐欺がいっこうになくならないのも、こう思っているからだ。
「まさか、わたしが。」「自分は大丈夫」「ちょっとだけなら大丈夫」
この事件に限らず、過去に起きたいくつかのケースを掘り起こしてみたい。
そしてそのケースごとの背景や結末、世間の当時の反応なども比較してみる。 続きを読む 今まで大丈夫だったから~我が子を放置して平気な親たち~