但し、条件によって無料でご利用いただけますのでこちらを参考になさるか、jikencase1112@gmail.comまで連絡ください。なお、有料記事を無断で転載、公開、購入者以外に転送した場合の利用料は50万円~となります。
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週刊事件備忘録、第3号です
我が家は一人息子がすでに社会人で東京で暮らしているので、家では私と夫と動物たちです。
多忙で休みがなかなか合わないのですが、夕食後のひとときはほぼ毎日一緒に過ごしており、週に1度はドライブがてらスタバでコーヒーを買って1時間ほどの外出を楽しむことがプチ贅沢になっています。
今の仕事をする前はトラックの運転手だった夫は運転がうまく加えて全く苦にならない人です。家で晩酌もそんなにしないので、少し早い夕食の夜はどちらからともなくコーヒー飲みに行こう!となります。
ダイエット中の私はトリプルエスプレッソラテのショット追加ノンシロップが定番ですが、夫は新作をどんどん試していて一口もらうのも楽しい。田舎者の私はSNSでおすすめカスタマイズを学習して楽しんでます。
ハロウィンからホリデーシーズンに向けてゴージャスなドリンクが今年も出るのを楽しみにしています。
【会員制】週刊事件備忘録 創刊号
但し、条件によって無料でご利用いただけますのでこちらを参考になさるか、jikencase1112@gmail.comまで連絡ください。なお、有料記事を無断で転載、公開、購入者以外に転送した場合の利用料は50万円~となります。
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かねてより、メンバーシップを行うと告知してまいりましたが、ようやく第一号発刊となりました。
登録月は無料です。お試しで読んでいただければと思っています。
内容について
【発行について】
毎週金曜日夜の更新予定。月4回の発行です。書きたいことがあったら不定期で書くこともありますが価格は当然据え置きです。
※表のお仕事が繁忙期の際は土曜日にずれ込むこともありますが、そのようなことがないよう努力します。またその際には事前に告知しますさーせん。
記事はメンバーシップ特典マガジン内に収録されますので、メンバーシップに登録された方は無料で読めます。
個別に読みたい方はこれまで通りの有料記事を買う感じで買ってください。
システムよく把握できてないので不備があったらお知らせください。
〇 その週に起きた事件備忘録的気になる事件
大きな事件、というのではなくて気になる事件です。SNSでもあげたりしてますが、不特定多数の方の目に留まるとちょっと……みたいな事件備忘録としての視点とかを書きたいと思ってます。
〇 SNS上の事故、事件
いわゆる大事故かましてる件や、大炎上からボヤ、もらい火までこれも事件備忘録的に気になることを書きます。炎上してなくても、バズってる件とかも言いたいことあったら書きます。
〇 私の表の仕事について
本を出した後、実は会社の信頼できる先輩には私こういうことやってます、と打ち明けました。
ご存知の方も多いと思いますが、私は人の死に関する仕事をしています。個人情報を守り、差しさわりのない範囲でその仕事に就いての話もしたいと思います。皆様のお役に立てることもあるかも。
〇 過去の事件について
事件備忘録で取り上げた事件について、書けなかったことや裏話的なことを書きます。
〇 パクリ問題について
これまで起きたパクリについて、示談の遵守事項に抵触しない範囲で書いていきます。アカウントの特定はしません。いろんなケースがありました……
同じ文章をパクられた!みたいな方の対処の参考になることもあるかも。
〇 事件備忘録の個人的日常について
こんなんはあんまり興味ないと思いますが、地元・愛媛、松山のことなども情報発信していきます。四国に遊びに来てください。
家族のこと、動物たちのこともかけたらいいかなと思います。特に、夫のやらかしとか過去の仁義なき戦いのことなども。
〇 私の人生についての書き散らし(壮大な自分語り)
事件備忘録として皆さんとはお付き合いしていますが、私はただの地方在住の気弱な会社員です。人生折り返しを過ぎ、今も含め人生のまとめに入っていると思っていて、これまでの私の人生で起きたいろんなこと、いまだに消化しきれていないことなどを自分史、遺書の代わりに綴りたいと思っています。
【お約束】
メンバーシップ記事の中身は無断での転載、内容の暴露は厳禁です。もしそういうの見かけたらチクってください。よろしくお願いします。
このような内容でお届けしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
週刊事件備忘録~2025.09.12号~
但し、条件によって無料でご利用いただけますのでこちらを参考になさるか、jikencase1112@gmail.comまで連絡ください。なお、有料記事を無断で転載、公開、購入者以外に転送した場合の利用料は50万円~となります。
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9月12日金曜日、週刊事件備忘録第2号発行です。
今週は皆様いかがお過ごしでしたか。週末にかけて、首都圏では大変な大雨となり浸水等の被害が出ているとのこと。
うちの息子は世田谷区在住ですが、マンション1階に住んでいまして。かなり心配でしたが大丈夫だったようです。
ちなみに息子は大学時代は杉並区久我山に住んでましたが、そこに決めた理由が「自転車の窃盗が少ない街」だったからでした。世田谷のその場所に決めたのは、仕事場である渋谷に近いというのもありますが「近くに公共施設や学校などの大きな施設があって大きな通りにもすぐで何かあったら逃げやすい」だったみたいです。
私が暮らす愛媛県特に松山市(中予地方)は風水害の被害が非常に少ない地域です。
台風が来ても石鎚山が守ってくれるというのはあながち嘘ではないと思っていて、そういう意味でも非常に暮らしやすい街ですね。
一方で生まれ育った愛媛県南予地方は土砂災害、水害も過去に起きていて、私の友人の中にも家族が犠牲になった人が複数います。なので松山がそんなに被害が出ていなくても大きな台風などの時は不安になります。
これから台風シーズンとなりますので、皆さまくれぐれもお気を付けください。
それは誰のそばにも~いくつかの行きずりの事件~
但し、条件によって無料でご利用いただけますのでこちらを参考になさるか、jikencase1112@gmail.comまで連絡ください。なお、有料記事を無断で転載、公開、購入者以外に転送した場合の利用料は50万円~となります。
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朝、起きて朝食を摂り、歯を磨き身支度を整える。
なんてことない、いつもと同じ朝。学校へ行く人、仕事へ行く人、徒歩で出かける人、車に乗る人、電車に乗る人。
いつものスーパーへ買い物へ行く、病院へ行く、会社帰りになじみの店で同僚らと一杯やる、恋人とデートをする、塾へ行く、家族を迎えに行く、どれも誰でもが営む日常の一コマである。
あなたはそんな、なんの変哲もない普通の朝に起きた時、その服を着た時、家を出るとき、二度と帰って来られないと思うだろうか。夫が、妻が子どもが、無言の帰宅をすると思うだろうか。
一方で、同じような朝を迎え、同じようにいつもと同じ善良な市民としての営みをしながら、この数時間後に数分後に、自分が人に怪我をさせる、あるいは死なせるなんて思うだろうか。
なんの接点もなかった人々が、その日そのタイミングで出会って被害者と加害者になってしまった事件。 続きを読む それは誰のそばにも~いくつかの行きずりの事件~
🔓メビウス~愛知・3歳女児餓死事件~
但し、条件によって無料でご利用いただけますのでこちらを参考になさるか、jikencase1112@gmail.comまで連絡ください。なお、有料記事を無断で転載、公開、購入者以外に転送した場合の利用料は50万円~となります。
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緊急の知らせに駆けつけた祖母は、目の前に横たわる3歳の孫娘を抱きしめた。
孫娘は見開いた瞳を閉じることもせず、その干からびた躯には拘縮の症状が出ていた。
凄まじい悪臭が鼻をつく。腹部から大腿部にかけて糞便がこびりつき、パンパンに膨れ上がったままのオムツからは、抱きしめた拍子に尿が溢れ出て祖母の服を汚した。
祖母は構うことなく、孫娘を抱きしめる。
「あんたら、これでも親か!」
警察官が問うたが、その返事はない。まるで他人事のような態度で黙ったままの、若い男女。その傍では、1歳くらいの男の子がキョロキョロと辺りを見回していた。
「お前が死んでしまえ!」
孫娘を抱いたまま祖母は、呆然と立ち尽くす我が息子を罵倒した。
餓死した幼女
平成12年12月10日午後11時55分頃、愛知県武豊町の社宅の一室から、3歳の娘が死亡していると110番通報があった。
通報してきたのはこの社宅に暮らす21歳の父親。死亡したのはこの父親の長女だという。警察官と救急隊が駆けつけると、部屋の中には両親らしき若い男女と1歳くらいの男児、中年の夫婦と見られる男女、そして若い男女いずれかの妹だろうか、未成年らしき少女の姿もあった。
部屋はゴミと物が散乱し、それらを踏み分けていかねばならないほど荒れていたが、それ以上に息もできぬほどの凄まじい悪臭に満ちていた。
それを踏み越えて警察官がたどり着いた6畳間に、その子はいた。
まるで難民キャンプの子どものようだった、と、のちに救急隊の1人が話したというが、6畳間に寝かされていたその子どもは、「干からびていた」。
皮膚は完全に乾き、人の肌とは思えぬほど。その頭部と背中には褥瘡が見られた。足は左右ともに股関節のところで90度曲がり、肋骨部と下肋骨部とが皮膚の上から容易に判別できるほどに痩せ衰えていた。
痩せ細った体のせいで大きく見える頭部にも肉はなく、そのせいで瞳を閉じさせることすらできない状態だった。その瞳も、白眼の部分が黒く変色していたという。
死因は、餓死だった。
何がこの子の身に起きたのか。
警察はその場にいた親らしき男女から話を聞いた。両親は死亡に至る経緯を話し始め、その内容から幼女の死は病気や事故ではなく、この両親によって引き起こされた犯罪行為が要因であると警察は判断。そのまま両親を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。
逮捕されたのは武豊町の会社員、谷川千紘(仮名/当時21歳)と、その妻で主婦の真緒(仮名/当時21歳)。死亡していたのは2人の長女・依織(いおり)ちゃん(当時3歳)だった。依織ちゃんは約20日間にわたって満足に食事も与えられず、家族とは隔離され、窮屈な段ボールの中にいることを強要されていた。
2人は依織ちゃんが死亡した経緯として「懐かないので疎ましかった。下の子が生まれ 手がかかるため放置していた」という話をしており、また2年前に依織ちゃんが脳内出血を起こした後、成長に遅れが見られるようになり、それも両親が依織ちゃんを疎ましく感じる要因になったと見られた。
この時代、親による虐待の問題はクローズアップされていたが、その挙句に餓死させるというケースは知られておらず、地元新聞社をはじめ報道関係もその詳細を次々に報じた。
また、その過程でこの依織ちゃんに関しては病院や保健師、児童相談所など多くの公的機関や専門分野の人々が関わっていながら、最悪の結末になってしまったことも判明していた。
愛知県内では平成12年までの過去5年間で虐待死事件が42件起きており、県別で見ると突出して多かった(全国総数464件)。一方で依織ちゃんを担当していた半田児童相談所は虐待に関しては積極的な対応をしており、児童福祉法28条に基づいて親子分離に踏み切ったこともあった。そこに所属する児童福祉士もベテランだったという。
なのに、なぜ依織ちゃんはこれほどまでに無惨な最期を迎えてしまったのか。
【有料部分 目次】
ふたりのそれまで
出産と同居生活
社宅
危険なあそび
焦りと拒絶
母親たち
予兆
30万円の「明るい家族計画」
崩壊まで
三畳間の生き地獄
皮肉なまでに親子
いまもどこかで