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昨日まで普通の生活を送っていた人が、翌日には死体になっている。
誰もが想像したくもない恐ろしいことだが、これは誰の身にも起きることでもある。
あなたは想像したことがありますか。
昨日まで普通に笑っていた人が、あるいは自分が、1週間後には骨になっていることを。 続きを読む 片隅の記録〜三面記事を追ってpart8〜
昨日まで普通の生活を送っていた人が、翌日には死体になっている。
誰もが想像したくもない恐ろしいことだが、これは誰の身にも起きることでもある。
あなたは想像したことがありますか。
昨日まで普通に笑っていた人が、あるいは自分が、1週間後には骨になっていることを。 続きを読む 片隅の記録〜三面記事を追ってpart8〜
平成21年5月22日早朝。110番通報によって駆けつけた名東署員は、その家の寝室で女性が血まみれで倒れ、かつ、クローゼットの中では男性が首を吊っているのを見つけた。
室内には血の付いた包丁。通報は、この家の18歳になる長女からで、「お父さんが警察を呼べと言っている」というものだった。
状況から、クローゼットで死亡していた男性が女性を刃物で刺した後に首吊り自殺を図ったとされた。
死亡していたのは、この家に暮らす飲食店経営・大久保洋平さん(仮名/当時42歳)と、その妻で主婦の香織さん(当時38歳)。
解剖の結果、香織さんの死因は失血死だった。
子供3人とともに暮らすこの夫婦、この家族に何が起きていたのか。
実は香織さんは、夫の洋平さんからDVを受けていたのだ。 続きを読む 片隅の記録~三面記事を追ってpart5~
「部屋が臭くてたまらない。部屋を変えてくれ」
昭和63年1月1日、宿泊していたカップルからフロントに苦情が入った。年末年始のラブホテルは、クリスマスからの流れもあって満員御礼が続いていた。少々、清掃に手ぬかりがあったか?
ただ、その部屋のにおいは、この手のホテルにありがちな漂白剤の匂いでも、下水が詰まって湧き上がるようなものでもなかった。
…何かが腐っている?
苦情があった翌朝、ホテルは従業員二人にその部屋の点検を命じた。
ホテルの中央にある大きなベッドは、下に土台があってその上にマットレスが乗っかっているというもので、部屋を一通り点検して異常がなかったことから、最後にマットレスをあげてみることにした。
マットレスを起こした時、従業員らが見たのは、すでに腐敗が始まっていた遺体だった。
男は法廷で一貫して自分に対する「死刑」を望んでいた。
男の罪は放火殺人。しかもその被害者の数は3人で、全員血縁関係なしの他人。うち1人は2歳の女児だった。
大阪地方裁判所は、男に対して判決を言い渡した。
そして、その言い渡しを終えると裁判長は静かに、
「生きて地獄を見なさい」
と語り掛けた。
【有料部分 目次】
枚方市の社員寮
出頭
当初の報道
事実関係の争点
地獄を見なさい
出せなかった「酌むべき事情」
それぞれの、地獄へ
夫を殺す妻、子を殺す母。
その多くは精神鑑定が求められ、採用される。一部の専門家によれば、同じケースでも男性の場合は却下されるケースが目立つという。
個人の人格、知能の問題、そして精神の状態。
それぞれがそれぞれの事情で行った殺人と、その量刑。 続きを読む 女たちのそれぞれの事情~3つの女の事件~